──ごを焚いて手拭あぶる寒さ哉 (松尾芭蕉『笈日記』)
解説を読んだら・・・解説じゃなかった。拓本禁止の注意書きだった。
※「ご」(三河方言)は枯れた松葉の事なので、松が植えられている。
寿永3年(1184年)1月20日 木曽義仲没
正治2年(1200年)1月20日 梶原景時没
1年は365(366)日しかないから、故人の名を367人挙げれば、命日が同じ人が必ずいる?
挙げた367人の命日が全て1月1日とかいう確率は非常に低い。その確率は・・・私には計算できない。確率論は私の頭では理解できない。たとえば、「70人集まれば同じ誕生日の人が高い確率で1組はいる」(「誕生日のパラドックス」「誕生日問題」)と言われても信じられない。367人集まれば1組はいそうだけど。
※「高校数学の美しい物語」 https://mathtrain.jp/birthday
タイトルの「松尾芭蕉の謎」というのは、松尾芭蕉の遺言が「骸は木曽塚に送るべし」であることであり、実際、松尾芭蕉の遺体は義仲寺(滋賀県大津市馬場1丁目)に運ばれ、遺言通り、木曽義仲の墓の隣に埋められたということです。
──木曽殿と背中合わせの寒さかな (島崎又玄)
好きな人となら、抱き合わなくても、背中合わせであっても、ぬくもりが伝わってきて暖かいぞ!?
※参考記事「私の芭蕉紀行」
http://www.intweb.co.jp/basyou_genjyu/gityuji03.htm
──なぜ松尾芭蕉は、木曽義仲の横で眠りたいのか?
なぜ、芭蕉の門人には滋賀県民が多いのか?
答えが分かった方は、コメント欄へ。
──行く春を近江の人と惜しみける (松尾芭蕉『去来抄』)