今まで私の半生を書いてきたこのブログですが、今日は少し内容を変えて、近況報告です。
クラウドファンディングを立ち上げました！
クラウドファンディングはｗｅｂやＳＮＳを通じて、実行を希望する計画に対し広く一般からの支援をお願いする資金調達の手段です。
私が立ち上げたプロジェクトは、下記ＵＲＬから確認できます。一度ご覧になってください。
https://camp-fire.jp/projects/view/26226
私が実行したいプロジェクトとは、新潟県上越市で忍者体験プログラムの実現です。
忍者というと、伊賀や甲賀などが有名ですが、上越にも上杉謙信に仕えた忍者集団・軒猿がいました。このプロジェクトは、上越市内で軒猿にちなんだ本格的な忍者体験をしてもらうものです。
※イメージです
具体的には、①棒手裏剣投げ体験 ②殺陣の練習 ③忍者衣装のままパラグライダー（タンデムというインストラクターが全て操作する二人乗り）体験 ④殺陣演武本番という内容です。
これは、棒手裏剣の一種です。実際には、こちらの方が一般的に使用されたようです。皆さんがイメージする手裏剣って「卍」型が多いと思いますが、あれは時代劇用に考案されたものと言われています。だって、「卍」型って、かさばって懐に何枚も入れられないでしょう？
あなたが参加したという視点でシナリオを解説すると
あなたに謙信公から「密かに敵将を討て」との密命が下ります。
そのために、①②の訓練を受けます。
そして、いよいよ密命実行
③で大空から静かに敵将の許に降り立ちます。
最後は、④で敵将を討って、密命を達成 という流れです。
どうですか、面白そうではないですか？
こうした活動をなぜに私が行おうと思ったのか。
「お前の趣味だろう」と言われれば、「はい」というしかありません。
しかし、それだけではありません。観光という産業が地方を救うと考えているからです。
ここで唐突ですが、あなたにお聞きします。地方の幹線道路を車で走っていると、どこでもあるお店ばかりの光景が広がり、今どこにいるのかがわからなくなることってありませんか。
地方がどんどん没個性になってしまっています。そして、地方にあるお店は、多少地元を潤すとはいえ、その売り上げの多くは東京などの本社の決算に組み込まれ、地元に税金としてはあまり入りません。雇用も多くがアルバイトやパートであり、人をつなぎとめるような雇用にはなかなかならないのが実情です。
そうした地方にはたして若者が住み続けたいと思うかどうか。「あなたの故郷はどんなところ？」と聞かれて、「こんなところだ！」と胸張って言えるかどうか。私は否だと思うんです。
では、今からその地方にふさわしい店を、会社をつくっていきましょう。その地域ならではの光景を作っていきましょうと言っても簡単ではないですよね。人口も経済も地方から中央へという流れは、簡単には変えられません。ただ、例外として観光だけはそれができると思っています。特に歴史は、それ自体が地方独自のコンテンツになります。
一例ですが、上杉謙信が過ごした城は春日山城であったという事実は変わりません。こうした歴史をＰＲすることで、活用することで、中央から地方へ人がやってくるという流れを生み出せます。
※新潟は謙信公を全面的に押し出して、ブランドつくりをしていくべきだと考えています。
こうした観光による流れは一時的なのかも知れません。ただ、一時的にせよ流れが生まれることで、何か変化が起こります。ひょっとすると、一度観光で訪れた地での体験が、その人が移住するきっかけになるかも知れません。１人生じれば、やがて２人、３人と増えていくでしょう。
私が歴史体験プログラムを作り出すことで、こうした流れを生じさせたいと考えています。
「お前のような者にそんな大きなことができるのか！」「ホラ吹くな！」
そのご意見、ごもっともです。そういわれれば、反論難しいです！
ただ、こう言わせてください。
日本を代表する大河 信濃川や利根川などは最初から大河ではありません。
※最初は、小さな流れから始まります。
山に降った雨粒や雪が、まずは小さな小さな流れを作ります。その小さな小さな流れは、いつしか渓流となります。その渓流は、やがて他の流れと合流します。合流した流れは、徐々に他の支流を飲み込み、いつしか大河となっていきます。
私がやろうとしている歴史体験プログラムは、まだまだ山に雨粒を降らせるような小さな小さなプログラムです。これすら、あなたからの支援を欲するような状況です。
ただ、約束します。今回のクラウドファンディングが成功した暁には、あなたから頂いたご支援を活かし、大河まで形成するようにいたします。新潟全県で歴史体験プロジェクトを発足させ、新潟県に多くの観光客が訪れるようにしたいと思います。
そして、この私の作った流れが、他の地域でも活用されて、中央から地方へという人の流れが確かなものになってほしいと願っています。
あなたのお力をお貸しください。
https://camp-fire.jp/projects/view/26226