祖母の思い出 | STUDIO SENGINE BLOG

祖母の思い出

TOMYです。

先日、ロケで大阪の西成区にある天神ノ森天満宮にお邪魔しました。
昔、僕が小学校に上がったばかりの頃、この神社のすぐ近くに祖母の家があったのです。

母に連れられて祖母の家に行った時には、この境内は従兄弟達との格好の遊び場になっていました。
もう三十年以上前の事なので、境内の様相はすっかり変わっていましたが、よく見るとそこかしこに当時の面影が残っており、とても懐かしく感じました。

おばあちゃんの思い出について聞いてみると大抵、「おばあちゃんは優しかった」と返ってくるのですが
うちの母方の祖母はそれはそれは怖い人で。
近所に住んでいた祖母の所にはよく会いに行っていたのですが、優しくしてもらった思い出などは皆無で、事あるごとに怒鳴られ叩かれておりました。
自分で言うのもなんですが、幼少の頃の自分はそれはそれは大人しく理性的な子供だったので

、親に怒られた事もあまり無かったはずなのですが、何故か祖母にはよく叱られていました。
口うるさく言われたのは「行儀」でした。
食事中に足を崩すな、あいさつをしろ、大きな声を出すな・・・等々。

行儀悪くしていると鯨尺という昔の竹で出来た物差しで、太ももがみみず腫れになるくらい引っ叩かれたりとか日常茶飯事で、その度に幼い私は「親父にもぶたれた事ないのに!」と言ったとか言わなかったとか・・・

ロケの合間に境内を歩いていると一本の大きな木の前で足が止まりました。

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一度、夜に従兄弟達とふざけ合ってはしゃいでいたのが祖母の癇に障り、ここまで引きずってこられてこの木に縛り付けられた事があったんです。
夜とはいっても午後8時とかそれくらいだったと思うのですが、子供にとっては夜の神社などというものは完全に異世界で、恐ろしさのあまり泣き喚いていた記憶があります。
今のご時勢なら児童虐待で通報されるレベルだと思うのですが…

その数年後に祖母は他界しましたが、子供とはいえ神社まで引きずっていって縛り付けるなんて随分元気だったんだなあと懐かしく思い出しました。

「がばいばあちゃん」ならぬ「やばいばあちゃん」の思い出でした。