声優と俳優とアナウンサー | STUDIO SENGINE BLOG

声優と俳優とアナウンサー

こんにちわ、ヨコベエです。


テレビで洋画の吹き替え版をやっているのを見る事が

あります。


この吹き替え版、時々ドンピシャの声優さんがいます。
もう、この俳優さんにはこの声と話し方以外に考えられない!
と納得するものです。


時々俳優さん自身が来日しインタビューを受けている時、その
生のおしゃべりを聞いていても「それは違うだろう。」と思ったり
する程です。


しかしこの声優さんというお仕事、大変専門性の強いお仕事で
有名俳優や名アナウンサーなら誰でも、必ず素晴らしい(声あ

て)が一度で出来る・・・というものでも無いようです。



例えばアナウンサーさんは原稿を読むときに声の強弱を

あまり大きくつけません。ニュース原稿で大きく強弱をつける

と、不安定に聞こえるからです。


アナウンサーは狭い範囲で強弱をつけ「伝えたい事」を強調
するテクニックにたけていますが、声優のお仕事をすると

それが裏目に出て平板な抑揚の無い演技に聞こえることも

あるようです。


ならば俳優さんならぴったりでは?と思いますが、面白い事に
うちでアフレコなどをお願いした際に、俳優さんも苦戦される

ケースがあったりします。はっきりとした理由は解りませんが、

意外と距離感を計りかねるものなのかもしれません。


役者さんが普段、演技をする時には相手との間にお芝居の

上で必要な距離があります。いわば3Dですね。


一方で、アテレコ・・・声を入れる仕事では、現場で初めて

見るモニターに映った2Dの世界の人物(時には物)に、声を

当てることになります。
「モニターの中の世界」の中での距離感がつかみにくい・・・

という事かもしれません。


実際、ある役者さんから、コツを掴む、慣れるのに多少の

時間がかかるという意味の話を聞いた事もあります。



昔は役者さんに大切なものとして 

  一、声(せりふ) 

  二、立ち(立ち振る舞い)
  三、姿(容姿)と言われていたとか。



「声優」さんはその「声」に特化した専門職。
作品を公開する寸前に短い時間で一番大切な 声 をあてる・・・


ナレーションやアテレコをお願いすると、当然ながら一発OK!
微妙な言い方のニュアンスもアレンジも適確にこなされます。
まさにプロ。ただただ脱帽です。