THE タケミツ
毎度!スタッフあかまつです。
映像作品や舞台、あるいはコスプレイヤーの方は、小道具としての「日本刀」の入手に難儀した経験がないでしょーか?
ある!・・・あるよね?ない?
いや、あるはずだッ!
・・・・あ、あると言ってくれ~ッ
はあ、はあ・・・いや、まあそんな青筋立てて力説する程じゃないんですが(笑)、
要はそーゆーお方には是非、というのがうちのHPの通販で扱っている「タケミツ」なのでありますよ。
ええ、もうそのままズバリの宣伝でございます(笑)。
インディーズの頃からチャンバラものを制作していた僕らは、この小道具でかなり困った記憶があります。
刀といえばまず手っ取り早いのが、お土産なんかで売っている飾り用の金属のもの。
これ、飾り様だけあって見栄えも立派、小道具としても申し分ないリアル感なのですが、
いかんせん重い・・・そして、金属なのでチャンバラシーンなんか撮影しちゃかなりアブナイ。
実際の映画では刃が「木製」のいわゆる「竹光(タケミツ)」を使っている・・・と聞くものの、
今ほどインターネットも発達していない当時、はて・・・どーやって手に入れたらいいものかと。
プロ用の小道具をリースしてくれる会社もありましたが、日割りだと割高ですし、
何よりアクションシーンで使うもの・・・レンタルで壊したりしたら目も当てられません。
今も当時も僕らの発想は同じです。
そう!
ないものは、作ってしまえ!
なのです。
んで、まず最初にやったのが早速ホームセンターに売っている入手しやすい木材を買って来て、これから刃を削り出す・・・という事。
別で手に入れた先述の飾り用の模造刀から型紙を作って、せっせと削ります。
ホームセンターに売っている木材は、主に木工や日曜大工用の木材。
大工道具の扱いにそれなりに慣れていれば、削りやすいので形を切り出すのは左程ムツカシイ作業ではありません。
が、しかし・・・・
作るのが刀の刃部分となると、かなり厚味を薄くしなければなりません。
そーするとですね・・・・アクションすると簡単にポッキリと・・・(泣)
それなりに時間かけて仕上げた小道具が壊れる際の哀しい気持ちは、もう・・・
簡単に折れないようにするには厚味を増せばいいのですが、そーすると映像にしてもそれが判ってしまい、カッコの悪い事になります。
では、素材を硬いもので作れば・・・?
木材で硬いものといえば樫や黒檀、紫檀といったもの。
黒檀なんかはかなり硬いですが、これがかなり高価です。
樫にしても刀を作れるようなサイズのものは中々一般で手に入りません。
そこで一案浮かんだのが、「木刀を加工してみてはどうだろうか」という事です。
京都や奈良のみやげ物屋さんで売っている木刀は、おおよそ2000円程度と比較的安価!
しかも、はじめから刀の形をしているという、小道具を作るには最高の便利さ!
んで、早速買って来てこの作業に移る。
・・・か、硬くて削れん(笑)
削れない事はないですが、馬鹿正直にカンナやヤスリでの手作業だと遅々として進みません。
サンダーとか、電気製の大工道具があればかなり楽ではありますが、それにしてもかなり手間隙かかります。
みやげ屋さんで売っている木刀に使われている木材は樫は樫でも、恐らく精度の低いものを使って作られてるんじゃないかと思います。変なとこに節とかあったりして、そこの補修にまた手がかかったりします。
まあ、みやげモノですから、それで充分なのだと思いますが(笑)
剣道具屋さんなんかで扱っているものは、もっと精度が高いと思います。こっちは実際に使うものですからね・・・
どちらにしろ、作業的にはちょっと量産にはむかないなと思いました。
小道具として成立させる為には、刃部分だけでは当然済まず、柄も作らねばなりませんし、鞘も別に削りださねばなりません。
更にこれらに漆を塗ったり、紐を巻いたり装飾もしなければなりませんもの・・・・素人作業だと時間との割が合わないすよね。
こーして作られた小道具は、一部、後年関西テレビさんで製作させていただいた「幕末群星譚」あたりでも使っていたり、
特殊な形状のオリジナルソード(うちの作品にはよく登場・・・笑)になると、未だにこーいった方式で一から作ってますが、
最近ではきちんと映画用の小道具を作ってらっしゃる専門の職人さんから卸してもらってます。
要はこれがHPで扱ってるタケミツなのですが、完成度はさすがプロの出来栄え・・・って、そりゃそーですね。
実際に映画やテレビの時代劇で使われている本物です。
木製なので軽くて取り回しやすく、舞台や映像作品にはうってつけです。
作品に出演してくださってる役者さんが舞台で使ったりするのに欲しい・・・という要望が結構あったので、いっそ・・・という事でHPで扱う事になったのです。
受注製にさせていただいてるので、二尺三寸のスタンダードなもののみのお取り扱いとなっておりますが、

