(ホタルブクロと水引 花器は、萩焼)
 
 
 今日は、気温が高くなり、

30度を超える「真夏日」になりました。

      暑いですね✨


 利休曰く 

「茶の湯とは、ただ湯を沸かし

 茶を点て、飲むばかりなることを知るべし」

とあります。


 突き詰めていくと、上の言葉になるのかなと

思います😊


 しかし、「茶の湯」は

「五感」をフルに使うことによって、

さらに、深く味わえる気がします♥


 人の「五感」とは、

     1 視覚(見る)
                    2 聴覚(聴く)
                    3 味覚(味わう)
                    4 嗅覚(嗅ぐ)
                    5 触覚(皮膚で感じる)   です。


 茶道のお稽古を始めたばかりの時は、

お点前の順番や扱い方を覚えるだけで、

精一杯かもしれませんね!

 (阿闍梨餅 茶碗は、志野焼平茶碗)


 勿論、お菓子を鑑賞し、味わい、

茶の良い香りを感じ、美味しくいただく。

これは、至福の時ですね♥


   (額紫陽花と突貫忍冬 

    花器は、備前焼かけ花入れ  

    掛け軸は、「遠山無限碧層々」)



 ふと、床の間に、目を移すと、


掛け軸と花がある。




 飲んだ茶碗を手に取り、拝見し、

また、茶器や茶杓の拝見、

亭主と客のやり取りもできます。


  (桑小卓、水指は、岩竹色絵

  朝鮮風炉 平網棗 平建水 蟹の蓋置)


 そして、

お点前がスムーズにできるようになると、

茶碗、茶器、茶杓以外のお道具、

棚と水指、風炉釜などの取り合わせにも

目がいくようになります。


 茶事では、外腰掛で、

茶庭の草木の様子、草木を通り抜ける風の音も

感じることができます。


 懐石料理では、まさに五感フル回転ですね♥


 季節の移り変わりを

花やお菓子、道具組から感じ、

仲間とともに楽しみながら、

五感を使って、心豊かな茶の湯を

体験して欲しいなと思います😊


 生徒さんの着物姿を見るのも

私にとっては、とても楽しみになっています✨


 皆様、茶の湯を楽しみましょう😊