昨夜、美しい十六夜の月を

鑑賞することができました✨


 昨夜は、月の出が19時45分頃だったので、

夜9時過ぎになって、

やっと自宅から、南の空に見えました♥


 皆様、ご覧になりましたか?

 雲が少しかかった月、素敵ですね✨

 美しい月を鑑賞できて、嬉しかったです☺


 


 炉の時期も終わりに近づいてきました。

 釣釜、旅箪笥のお稽古も

名残惜しいですが、4月いっぱいで終わりです。



 旅箪笥のお点前も、

けんどん蓋の開け方、

中板の扱いの違いによるそれぞれのお点前、

変化があって、楽しかったです!



 藤の花の蒔絵棗、藤の花の色絵茶碗、

黃交阯の竹の色絵水指を使い、

季節を感じながらのお点前も、楽しみました♥


 藤の花を飾りました♥

 掛け軸は、「柳緑花紅」。


 上の花は、何と、白い藤の花です。

この、ボリューム感は、凄い!!

驚きました!


 草藤の花の紫も、素敵ですね♥


 先日、裏千家の前家元でいらっしゃる

千玄室さんの「茶道の世界平和」 の講話を


TVで聞きました。



 世界第二次世界大戦のとき、特攻隊として、


飛行訓練を受け、仲間が、出撃していき、


戦死されたこと。



 玄室さんは、待機ということで、


出撃は、免れたそうです。



 出撃する前に仲間に、


野点で、やかんを使い、


一服のお茶を振る舞ったそうです。



 そして、もし、帰還できたら、


「玄室さんの茶室で、お茶を飲みたい」


と、語ったそうです。



 玄室さんは、「命」について


このように語っていました。


「命いのち」の


    「い」は生きる

    

    「の」は希のぞみ


    「ち」は血(親子、兄弟)


だそうです。



「捨てっぱちな気持ちはだめ、


 忍耐強く、寛容さを持って、


 差別のない、仲の良い人間関係を作る、


 そして、人間は弱いからこそ、考える、


 一生懸命考えることによって、


 現在の自分が生かされるようにする」



と言う内容でした。



 相手を尊重しながら


「一碗の茶」を振る舞うことで、


世界平和を願う、その姿に感動しました♥



 茶道の振る舞いは、


すべて、客を尊重し、和やかに


美味しく飲んで頂くためのものだなと


あらためて、痛感しました♥


 

 これからも、茶道、頑張ります✨



 今日は、で、一服しました♥


とっても、美味しかったです✨



 茶碗は、金彩黒樂茶碗。