今日は、昨日の寒さとは一転して、

晴れて、暖かい陽光がさしていました✨


 でも、風がとても強く、

実際の気温より寒く感じる1日でした。


 先日、雛人形を出して、

お茶室が賑やかなになりましたニコニコ


 毎年、出している雛人形ですが、

一年経つと、どういう手順で、

段の骨組みをするか、

どの人形に、どの持ち物をもたせるかなど、

すっかり忘れてしまい、

写真を見ながら、確認して飾ります。


 一人では、雛人形を並べるのは

難しいので、お嫁さんに

手伝ってもらっています!


 いつも、手伝ってくれるお嫁さんに

感謝、感謝です♥


   (胡蝶侘助、ホトケノザ、

       イングリッシュデージー)


 今日は、

浦和まで、クリーニングした着物を

取りに出かけました。


 自宅から、浦和に行くまでの途中、

「見沼代用水」を通ります。





 この地区は、古い歴史があるところで、

さいたま市の小学生が社会で、

学んでいるようです。


 昔、さいたま市の東の方は、

あれ地や沼が広がっていました。


 田に水を引くために、今から390年程前、

芝川をせき止めるための土手(八丁)が

作られ、広いため井(見沼井)が

できていたそうです。


 290年ほど前になると、

幕府は米を多く作るために、

八丁づつみを切り開き、見沼ため井を

田に変える計画を立てたそうです。


 しかし、ため井がなくなると

用水にこまる村が多くなるため、

幕府の役人、井澤弥惣兵衛は、

ため井の代わりの用水を引くことにしました。

これが『見沼代用水』の始まり

なのだそうです。


 見沼代用水は、

今の行田市で利根川から取水し、

八丁づつみまで60キロメートルも

流れる長い用水です。


 井澤弥惣兵衛は、

この長い見沼代用水を引く工事を、

多くの村人の協力で簡単な道具だけを使い、

わずか5ヶ月で完成させたそうです。


 驚きの速さですね!


 弥惣兵衛は、

工事の際に次のような工夫をしたそうてす。


 第1に、水量が多い利根川から水を引く。

 そのため、田に水が必要な時期に

安心して取水することができたそうです。


 第2に、見沼代用水の水を星川に合流させて、

その川を水路の一部として使うこと。

 このことにより、工事を早く進めることが

できたそうです。


 第3に、他の大きな川と合流するところで

元荒川の下をくぐる「ふせこし」や

綾瀬川の上にといを渡して流す「かけとい」を

つくること。


 第4に、見沼田んぼに水が入りやすくする

ため、見沼代用水を東縁と西縁の2つの用水に

分けて、台地の縁を流すこと。


 そして、見沼田んぼの中央を流れる芝川を

排水路として使い、田んぼの排水を

流したのだそうです。


 こうして見沼代用水がつくられて、

本県有数の水田地帯が生まれたのだそうです。


 この素晴らしい業績を短期間で成し遂げた

井澤惣兵衛さん、本当に偉大な人ですね✨

 


 今日は、桜餅をいただきました!

 桜の葉の塩漬けと、餡の甘みが

素晴らしいハーモニーをに、

春を運んでくれました😊

    ご馳走様でした♥


 茶碗は、仁清写菜の花色絵。