今日も、風がなく、暖かい1日でした✨


 夕方、月がくっきり見えました。

 これから、月がどんどん膨らみ、

満月になるのですね!


 令和庵の庭の

「胡蝶侘助」と「ヒメリュウキンカ」が

咲いているのを見つけ、嬉しくなりました♥




 今日は、「濃茶」について、書きます。


「茶事」の案内の時に

「御茶一服差し上げます」

とあります。


 これは、薄茶のことではなく、

「濃茶」を差し上げるということです。


 現在では、「お茶会」と言うと、

「薄茶」をいただくという、イメージが強く、

「濃茶」をいただける「茶会」は、

少ないかもしれません。


 明治から大正、昭和にかけて、

一部の数寄者を除き、

茶の湯は、お点前中心になり、

「濃茶」をもてなし、味わうという気持ちが

一般人からは縁遠いものに

なってしまったそうです。




 「薄茶」のお稽古は、基本であり、

外すことはできないのは勿論ですが、

実はこれは「濃茶」を点てるということを

目指したものなのだそうです。


 また、「茶事」の中の「懐石料理」などは、

「茶事」の中のもてなしの一つで

茶の湯の本体ではないのだそうです。


「濃茶」に集中することが

「茶の湯」の第一義だと言うことです。


 「濃茶こそ、茶の湯の真髄✨」


 皆さん、茶道のお稽古を始めたら、是非、

「濃茶」が美味しく点てられることを

目標にしてほしいと思います。

 
 そのためには、まずは、基本の

「薄茶」のお稽古を頑張りましょう✨




 上の「結柳」は、

大袋西貯水池に散歩に行った時、

柳の枝が折れて落ちていました。


 そのまま、ゴミ箱に入れるには惜しいので、

「結柳」にしました!


 暖かい日が続いているので、もうすぐ、

緑の可愛い葉がたくさん出てくることでしょう!


 今日の花は、

     梅の花、山茶花、柳。

 花器は、竹一重切掛け花入れ。

 掛け軸は、「紅炉一点雪」。


 今日は、

「さつまいもの蒸し羊羹」で一服しました✨

 思わず、口いっぱい頬張ると

喉が詰まりそうになりました!


 お抹茶を少しずつ少しずつ飲み、

胸のつかえが取れました。


 とっても、美味しかったです♥


 茶碗は、織部茶碗。