今日は、曇りで、冷え込む1日でした。

 今日は、

抱清棚で、筒茶碗でお点前しました。



 上の「筒茶碗」は、

「仁清写 雪竹筒茶碗」です。

この時期なぴったりのお茶碗です。


 扱いが少し、違うところがあります。

茶碗の縁に手をかけずに、横を持ちます。


 飲む時、手で、包むようにして飲むと、

指先まで温まり、より美味しく感じます✨

 

 上の写真は、

道端に咲いている花てす。


 黄色い花が、「ハハコグサ」、

 白い花が「タネツケバナ」です。


「ハハコグサ」は、別称、

オギョウ、ゴギョウ(御形)、モチバナ(餅花)、

ホオコグサ(這子草)、ブツジグサ(仏耳草)、

ソジ(鼠耳)などと呼ばれているそうです。


「春の七草」の「ゴギョウ」のことですね。


 この「ゴギョウ」は、

「御形(仏様)の体」という意味だそうです。

  また、痰や咳に効果があり、

のどの痛みもやわらげてくれることから

風邪予防に使われたそうです。


 あと、

「チチコグサ」という草があるそうです。


「チチコグサ」の名前は、

見た目が似ているので、「ハハコグサ」に

対にしてつけられたそうです。


 黄色い花が咲くハハコグサに対して、

茶色の花で華やかさのない(?)「チチコグサ」

を人間の「父親」と「母親」に

当てはめて名付けたのだそうです。


 「ハハコグサ」は

白い綿毛のつく様子が、

子どもを抱く母親のように見えることから

名付けられだそうです。


「チチコグサ」と「ハハコグサ」は

開花する前は似たような見た目ですが、

花の色などが異なるため

開花後は一目瞭然で区別ができるそうです。



 「チチコグサ」の花言葉は「父の愛情」。

その名前のとおり「父の愛情」という

温かな意味の言葉がつけられているそうです。


 これは、「ハハコグサ」の花言葉である

「無償の愛」や「永遠の想い」「いつも思う」

などの花言葉と対になっているそうです。

 
 花言葉の意味も夫婦のようですね。

 
 花にも「夫婦」のように例えて

命名されている草花があることを

初めて知りました!

     面白いですね♥


 今日は、

「千寿の富士」という菓子で一服しました。

 サクサクして、抹茶クリームがとっても

美味しかったです♥


 茶碗は、「雪竹筒茶碗」。