今日は、年の瀬らしい寒い1日でした。

昨夜は、満月が見られなかったのですが、

真夜中、目が覚めて、夜空を見上げると、

煌々とした月が出ていました✨


 運良く、雲が流れて、

丁度、月が顔を出しました!

     嬉しかったです♥


 本当に、神々しいような強い光を放つ

「コールドムーン」、

今年最後の、満月に相応しい美しさでした✨




 今日は、火鉢に、鉄瓶を置き、

「略点前」をしました。


 丸盆の上に仕組んだ茶碗と、棗を置き、

袱紗(和が右側に置く)を被せ、

運び出します。


 建水を持ち出します。


 袱紗は、両手で取り上げ、

左親指の方に右親指を持っていき、

袱紗の左側を取り、縁に沿って

端まですべらせて

袱紗捌きの三角の形になるようにし、

袱紗を帯につけます。


 丸盆を両手で持って少し、右へ動かし、

体も、丸盆の方へ向けます。


 「始めます」のあいさつをして、

建水を少し出し、袱紗捌きをして、

薄茶器を清め、鉄瓶の前、左寄りに置きます。


 次に、袱紗捌きをして、茶杓を清め、

丸盆の右寄り下の方に置き、茶碗を引きます。


 茶筅を薄茶器の右側に置き、

袱紗を折りたたみ、右手で、

丸盆の茶杓の右上あたりを清めます。


 茶巾を清めた場所に置きます。


 袱紗で、鉄瓶の蓋を閉め、帯につけます。

 左手で、取っ手を持ち、

右手で、茶巾を使い、蓋を押さえながら、

茶碗に湯を注ぎます。


 茶筅通しをして、茶碗を茶巾で拭きます。


 茶杓を持ち、薄茶器の蓋は茶碗の右に置き、

茶をはきます。



 先ほどの要領で、湯を入れて茶を点てます。


 茶碗が戻ってきたら、湯を入れ、

茶碗を、回して水を建水にあけたら、

もう一度、湯を入れて茶筅すすぎをします。


 湯で茶筅すすぎをする所が

いつものお点前と違います。


 茶巾、茶筅を茶碗の中に入れ、

建水を下げ、茶杓を清めます。


 袱紗を建水の上で、払い、二つ折りにして、

茶杓を置いた所を二の字に拭き、

薄茶器を始めの位置に戻し、

袱紗を帯びにつけます。


 丸盆を両手で持ち、最初の場所、

鉄瓶に対し、まっすぐに置きます。


 建水を持ち帰り、再び丸盆の前に座ったら、

袱紗で、鉄瓶の蓋の向こうを少しきり、

帯につけます。

 
 丸盆を持ち帰って、

茶道口で一礼して終わります。



 「略点前」は、茶室でなくても、

手軽にできるお点前なので、

覚えておくと、とても、便利ですね✨



 今日は、「志むら」の「八千代」という、

和菓子で一服しました。

 美味しかったです♥


 茶碗は、大根の色絵茶碗。


 今日の花は、西王母椿、南天、アブチロン。