今日は、「勤労感謝の日」です。

穏やかなとても過ごしやすい1日でしたね。


 「勤労感謝の日」とは、

勤労を尊び(たっとび)、生産を祝い、

国民たがいに感謝しあう日です。


  しかし、以前(1873年~1947年)は、

「新嘗祭(にいなめさい)」呼ばれていました。


「新嘗祭」とは、

その年の収穫に感謝して新穀を

神様にお供えし、来年の豊穣を願う行事です。

「にいなめのまつり」「しんじょうさい」と

呼ぶこともあるそうです。


 「新嘗祭」が勤労感謝の日になったのは、

1948年のことだそうです。

 第二次世界大戦後、GHQは宮中行事としての

新嘗祭を残しつつ、国民の祝日から切り離す

政策をとったため、宮中行事であった

「新嘗祭」の日は、

「勤労感謝の日」に装いを改めて

国民の祝日になったそうです。

 
 美味しい秋の収穫物をいただいて、

日頃の勤労の疲れが取れると良いですね!




 今日の3時半すぎの月です。

鰯雲の中に、顔を出していました!



 今日は、薄茶のお稽古をしました。


 女子の釜の蓋を取るところです。


 男子は、鉄の共蓋以外は、

素手で蓋を取るので、袱紗は使いません。


 まず、柄杓を鏡柄杓します。



 次に、袱紗を釜の蓋に横に乗せて、

蓋を横から掴(つか)みます。


 釜の蓋を少し持ち上げて、

点前に水平に引きます。

 この時、湯気がふわぁと上がるので、

その湯気が手に当たらないようにします。


 湯気が手に当たるとかなり熱いので、

火傷をする可能性があります。


 湯気が上がった後、

釜の蓋の上の方を斜めにして、水を切ります。



 釜の蓋は、炉縁の真ん中を通って、


 蓋置の上に乗せます。

 
 また、釜の蓋をする時は、

蓋が蓋置にくっついている時があります。


 特に竹の蓋置は要注意です。


 また、蓋をすぐ横から蓋をしようとすると、

炉灰の中に落ちてしまうことがあります。


 つまり、湯気の付いた釜の蓋は、

ゆっくり、蓋置から持ち上げ、

炉縁の正面を通って釜に持っていくことが

大事なのですね✨


 今日は、「栗羊羹」で一服しました✨

 栗が丸ごと入った羊羹は、

とても美味しかったです♥

 
 たっぷりのお抹茶で、

ゆっくりいただきました😊


 日頃の勤労(?)が

ほぐれたような気がしました♥

 茶碗は、黒楽 富士と若葉。



 今日の掛け軸は、「開門多落葉」画賛。

 花は、小紫式部、菊、薔薇の実。

 花器は、信楽焼掛け花入れ。

 銘は、「つらら」。