9月は、長月。

 長月の由来は、

「夜長月(よながつき)」の略であるとする

説が最も有力だそうです。


  他に、

「稲刈月(いねかりづき)」が「ねかづき」と

なり「ながつき」となったという説や

「稲熟月(いねあがりづき)」が

略されたものという説があるそうです。


 田の稲穂が随分成長し、

稲刈りを始める地方もあるかもしれませんね。


 それにしても、

残暑が厳しく、早く、秋らしく

涼しくなって欲しいと願う毎日です。


 9月は、着物の衣替えの季節となりました。

盛夏の夏の着物から、

「単(ひとえ)」の着物になります。


 「単(ひとえ)」の着物は、夏の着物と違い、

「袷(あわせ)」(10月から5月に着用)の着物の

裏地を取った着物のことを言います。


 しかし、この毎日の猛暑では、

単(ひとえ)の着物も、暑いです!


 お稽古では、浴衣でも夏の着物でも、

十分な気がします!


 気候の変動で、

これだけ、温暖化が進んでいる昨今、

衣替えの時期も替わって良い気がしますね!


 今日は、麻の着物で、お稽古します!

熱中症にならないように

気をつけたいと思います😊


 今日は、

「秋草の蒔絵」の棗でお稽古しました。


 「秋の七草」に因んだ草花が

描かれ、蒔絵となっています。


 気分だけでも、涼しい秋に近づくように

道具の取り合わせをしました。


 掛け軸は、「涼風」。

 風鈴の絵が涼し気です。

 涼しさを呼べると嬉しいです!



 上の写真は、初心者の、生徒さんですが、

久しぶりのお稽古にも拘わらず、

スムーズにできました!


 動画を見て、復習していたそうです!

 流石です。予習、復習は、大事ですね!



 薄茶器(棗)のと茶杓の拝見の出し方を

お稽古しました。

 まず、棗をもって、体を斜めにします。

棗を膝前に置いて、袱紗さばきをします。


 棗をいつものように

「こ」の字に拭き、横で止めます。



 蓋を開けます。


 蓋を膝の真ん中くらいに置きます。


 棗の口をむこう、手前と

「こ」の字に清めます。


 拭き終わったら、袱紗は、

棗の蓋の横に置きます。

 
 袱紗を置いた手で、

棗の蓋をとり、蓋をします。
 

 そのまま、回して正面を客の方に向けて、

棗を出します。
 
 

 袱紗を帯に付けます。


 体の向きをまっすぐにして、

茶杓を右手で取り、左手に持たせます。


 茶杓を回して、正面を客に向け出します。

 はい、良くできました😊


 今日は、「十万石饅頭」で、

一服しました。


 賞味期限が短いものは、すぐ冷凍します。

暑いので、常温に置いておくと、

自然解凍できます✨

 今日も、美味しくいただきました😊


 茶碗は、茄子の色絵平茶碗。


 今日の花は、木槿、矢筈芒、藪蘭。

 花器は、備前焼掛け花入れ。


 
 今日も、熱中症に気をつけて

お過ごしくださいませ!