![](https://stat.ameba.jp/user_images/20221003/11/sengendaisado/56/25/j/o0350035015183195109.jpg?caw=800)
秋も徐々に深まりましたね。
秋の七草と言えば、
萩(はぎ)
葛(くず)
尾花(おばな) ※ススキのこと
藤袴(ふじばかま)
桔梗(ききょう)
撫子(なでしこ)
女郎花(おみなえし)
ですね。覚え方は色々あるようですが、
私が言いやすい順番でならべてみました。
実は、「女郎花」は、
茶花の「禁花」と言われています。
「禁花」とは、
1 香りの強い花
2 とげや毒のある花
3 名前が良くない花
この中で、「女郎花(おみなえし)」は、
3の名前が「名前がよくない花」に当たります。
つまり、
「女郎」の意味が良くないとされています。
しかし、本来、「女郎(おみな)」とは、
どう意味か、調べてみると、
「美しい女性」を指す言葉だったのです。
「万葉集」では「おみな」をあてる漢字は、
「女郎」の他に
「佳人」「美人」「娘子」「娘」「姫」
が使われています。
平安時代は、「女郎」は、
「高貴な女性」を指していました。
それが、江戸時代になると、
「遊女」の意味になりました。
全くもって、「女郎花」にとっては、
不名誉なことですね!
しかし、名前が良くないので、
「茶花」にふさわしくないと言う割には、
「茶花」で使われているのを
見たことがあります。
秋の七草に数えられる程、
親しみのある花だからなのでしょう。
![](https://stat.ameba.jp/user_images/20221003/19/sengendaisado/d4/98/j/o0810108015183390958.jpg?caw=800)
庭の酔芙蓉の花が花びらを
大きく出る広げたまま、
赤く染まりながら、咲いていました。
真夏ですと、花が赤くなるのは夕方で
花びらはしぼみかけていたのですが、
今日は、夕方になっても、花びらが、
まるで、牡丹のように開いていました。
花は、本当にいいですね。
花が咲くと心が踊り、
生けるとそれを見るたびに、癒やされます。
明日も、素適な花が咲いてくれますように!
朝夕、涼しくなりました。
風邪など引かないよう、
気をつけてお過ごしくださいませ。