今日は、長板で諸飾り(もろかざり)の

お稽古をしました。 


 白木の長板の上に唐銅の風炉釜を設置し、

杓立(しゃくたて)、建水(蓋置)、水指を

置きます。

 杓立(しゃくたて)の中には

火箸(ひばし)と柄杓(ひしゃく)が

入っています。


 濃茶の場合は、茶入を水指の前に置きます。


    「座り火箸、立ち火箸」


と唱えながら、お稽古を始めると良いです。


 建水はもう、据えてあるので、

お茶碗を持って入り、戸を閉めます。


 そして、点前座に座り、

茶碗を左に仮置したら、

すぐに火箸を取ります。(座り火箸)


 火箸の扱いは、

慣れないと難しいかもしれません。


 右手で取り、持ち替えて、左手で、

長板の左と風炉先屏風の間の畳の上に

置きます。

 そのあとは、いつもように、

茶入と茶碗を置き合わせます。

 建水を両手でとり、蓋置を出して、

建水のあった場所に蓋置を、置きます。


 あとは、通常の濃茶のお点前で、

仕覆は、建水の前におきます。


 お点前が終わり、建水を持って

立つ前に、柄杓を左手で取り、

持ち替えて、右手で、

杓立に入れます。(立ち火箸)


 このように、お点前が少し、

複雑になりますが、基本は同じです。

 置く場所が変わるだけなので、

落ち着いて、お点前をすれば大丈夫です!



 今日の一服は、栗羊羹でいただきました。

 茶碗は、薩摩焼。

 美味しいです!


 今日の花は、芙蓉、酔芙蓉、木槿、

   アブチロン、水引、ハゼラン。


 「花寄せ」風に賑やかに飾りました!