今日は、長板で諸飾り(もろかざり)の
お稽古をしました。
白木の長板の上に唐銅の風炉釜を設置し、
杓立(しゃくたて)、建水(蓋置)、水指を
置きます。
杓立(しゃくたて)の中には
火箸(ひばし)と柄杓(ひしゃく)が
入っています。
濃茶の場合は、茶入を水指の前に置きます。
「座り火箸、立ち火箸」
と唱えながら、お稽古を始めると良いです。
建水はもう、据えてあるので、
お茶碗を持って入り、戸を閉めます。
そして、点前座に座り、
茶碗を左に仮置したら、
すぐに火箸を取ります。(座り火箸)
火箸の扱いは、
慣れないと難しいかもしれません。
右手で取り、持ち替えて、左手で、
長板の左と風炉先屏風の間の畳の上に
置きます。
そのあとは、いつもように、
茶入と茶碗を置き合わせます。
建水を両手でとり、蓋置を出して、
建水のあった場所に蓋置を、置きます。
あとは、通常の濃茶のお点前で、
仕覆は、建水の前におきます。
![](https://stat.ameba.jp/user_images/20220924/20/sengendaisado/3a/06/j/o0810108015179198963.jpg?caw=800)
お点前が終わり、建水を持って
立つ前に、柄杓を左手で取り、
持ち替えて、右手で、
杓立に入れます。(立ち火箸)
このように、お点前が少し、
複雑になりますが、基本は同じです。
置く場所が変わるだけなので、
落ち着いて、お点前をすれば大丈夫です!
今日の一服は、栗羊羹でいただきました。
茶碗は、薩摩焼。
美味しいです!
今日の花は、芙蓉、酔芙蓉、木槿、
アブチロン、水引、ハゼラン。
「花寄せ」風に賑やかに飾りました!