今日はちょっと真面目なお話。なのか?

 

 最近長男がすっぱ抜いたせいで信者(&広報局)との戦争になってしまっている、それなんてファイアーエムブレム感がする宗教団体、幸福の科学。

 清水富美加の出家騒動で一段落するかと思いきや、長男が突然Youtuberになって暴れまくり(いい意味で)、それに対抗するかのようにうちの高校の先輩(一年上だったっぽい。たぶん高校時代どこかであっているはず)率いる広報チャンネルが反論動画出すわ、教祖である大川隆法本人がなくなったり、その都度その都度話題になってしまうのだが、とにかく特筆すべき点は、「自分の本が売れれば何でもやる」宗教団体なのである。

 

 前々からちゆさんが幸福の科学について研究しているようだが、彼(彼女?)によれば、もともとは親と兄がやっている宗教を受け継いだ結果、自分を神として奉るようになった・・・ということらしい。

 ただ、個人的には大川隆法は個人的にはエンタメの塊だと認識している。中学の頃にワイドショーでドームの様子を見たときは衝撃を受けたほどだった。あの頃はちょうどオウム真理教が大暴れしていた時期で、幸福もアニメ映画などで対抗していたのはなんとなく覚えている。

 しかし、このアニメ映画、意外とナバールの人とか声優さんもビッグで、ヤツのお得意の説教さえなければ純粋に楽しめる映画でびっくりした(ようつべで何点かあがっていたヤツを見たのだが)。まあ、当時の息子さんが作った映画だったので、コンニャクの中では一番いいデキだったらしいが。

 とにかくアニメ映画といい本といい曲といい「本」が売れればなんでもするが、早くからSFっぽいことをやったり宇宙がどうのとかやってたときが一番脂が乗っていたのかもしれない。さすが大川隆法、もとい中川隆氏のプロデューサーセンスは目を見張る物がある。それを宗教ではなくエンタメにシフトした長男宏洋氏もすごいのだが。

 

 挙句の果てにはカードゲームまで出していたらしい。宗教団体が、である。これには度肝を抜いた。

 

 前々から大川隆法は霊言として歴史上の人物の降霊術(?)を身につけていたのだが、ついに宇宙人と交信できるようにもなったらしい。まあ、それから見てもサブカルや流行りものにはすぐにつっかかるタイプだったようだが、今の広報チャンネルもガンダムやら鬼滅やらを独自の解釈で解説するようになったようで、彼のDNAは幹部たちには受け継がれている・・・らしい。そんな宇宙人との戦い(?)を描いたゲームとなっている。

 

 最近長男がそのカードゲームをプレイしていた動画が公開されたが、6年前にもJタウンネットが同ゲームをプレイしていた

 しかし、このカードゲームの意図は「大川隆法の本を読んでね~」ということだった。

 

 あれ?一時期コイツラ「スマホなんてやめて本を読もう」ってキャンペーンやってなかったっけ?

 

 結局本の催促かーい!!!!

 

 というように、彼らの宗教は基本的には「本」の宗教で、そのために出版局を作ってしまったほどだ。長男が父の本を出したのちに数週間でその反論本も出せたのも、彼らの出版力というものを見せつけるものだった。

 

 確かに、彼の仏教をベースとしているのだが、それはGLAという宗教団体の派生ということになっている。確かに当初はGLAからの引用も多かったが、なぜかそんな恩を捨てGLAと敵対するようになったし、GLAから来た元信者の方が書いた本も反論している。挙句の果てにはフライデー事件が記憶に残っている人もいるだろう。TBSのOアナがヒステリック起こしてた。

 どこかに動画が転がってるのでぜひ見てほしい。

 

 余談だが、最近幸福の科学を「コンニャク」と呼んでいるが、これは宏洋くんに父隆法がコンニャクを人肌で温めて巻いてシゴくと気持ちいいぞと説法したため、「幸福」と似た韻のために使い始めている。