サンちゃんのブログ


昨夜の山本剛トリオライブから女房ご機嫌で帰って来ました、

「チケット頂いたY氏へのお礼と説明もありますので
以下長文のなってます」

このご時世、
プレイヤー・スタッフ入れても20名程、
寂しい限りです、
いったい名古屋のジャズファンは何処いっちゃたの、

本来このクラスのトリオだったら「スターアイズ」「ラブリー」であろう、

お客さん少ないのでイイ事も、
休憩時間に彼らと隣合わせ、
女房チャンスとばかりに山本氏にジャズピアノの質問、

①演奏で多用してたソフトペダルに気づいての質問、
音色を変えたり、(フレーズにより細かくしてたそうです)
曲中での音量コントロール(急に大きな音が出ないようにするときなど)
曲想によっては踏みっぱなしもある、などなど

②バラード演奏でのピアニッシモでの繊細なトーンのタッチについて
「女房いいとこ突いてます」
山本剛は別名「ミスターブルース」と呼ばれています、
その独自のブルースフィーリングからのフレーズは有名、
名曲「ミスティ」の新解釈でのハイトーンタッチはかなり印象的ですが、

本来上記②の彼の微妙なペダリングから生み出される繊細なタッチこそが
彼の真骨頂でしょう、
当時のレコードを聞くとバラード時のペダリング音もしっかり録音されてます
ピアノ弾きなら何処のタイミングで使っているか分かります
 
そんなんで何やかんやと女房と山本氏そうとう話込んでます、
女房の熱心さにうたれてか非常に親切・丁寧に受け答えして頂いたそうです、

女房に最近やった好きな曲は?ということで「Emily」のこと話すと、
なんと二部では急遽この曲を演奏、以前レコーディングしてたそうです、

ライブ終了後お礼を言いにいった女房をピアノの横に呼びよせ、
先ほどの彼のピアニッシモタッチとペダリングを伝授、
タッチの指の感覚や曲げ・引きなど直接手を添えて教えてもらったそうです、

最後はメンバーともどもハグ、しかも山本さんと頬もくっ付け合って??
彼女にとって「今夜は最高!」実りの多い晩でした、

「よかったね~」