2階のスタジオ以前は親父の部屋だった、
今は息子がドラム練習している、
昨日夕ここに高校生10人以上がすし詰め。
なんでも文化祭でのバンド練習、
この日はドラム・ボーカル・ギター3人での初合わせ、
高校は歩いて４分の距離、
ひとところ終わったころに聞きつけたクラスメートの建築設計科が数名押かけた、
玄関は脱ぎ捨てられたスニーカーで山盛り、
写真に撮ろうかと思ったが見るからにおぞましい、
女房が思わず「ファブリーズ」握りしめてる。
この日関心したのは彼ら、見た目シャツはハミ出しズボン下げ、
アクセサリーチャラチャラさせ髪型も今時の高校生、
しかしコイツら話してみると礼儀正しく、
受け答えもしっかりしている、そう、彼らには
もう就職と将来やるべき目標がしっかりしているのだ。
笑っちゃったのは、３階のリビング・スタジオに皆でお茶タイムに
呼んだ時、ゾロゾロ上がりしな
「風呂はこっちか？」
「洗面所を中2階にして階段の折り返しかせいでんだよ～」
「真ん中に吹き抜けか変わっんナ～」
「ＡＬＣに軽量鉄骨？」
「使ってあるのは300角だよ～」
「要するに立廊下だヨ！」
「だからよ～トップライト使ってあるじゃん」
３階の楽器機材は2階のスタジオ設備以上、
異常な我が家の環境に非常に興味が出た彼ら、
俺のこと施主と見たててか？楽器類の置き場や通常生活を
皆が頭の中でシュミレートしているのが分かる、
（伊豆の設計彼らにコンペしてもらってもいいかも）、
この工業高校、実践的で、
これなかったベースとギターは積算計算、見積もりがまだで、
もう1人はコンクリート強度の測定が遅れてるので、
居残り＝残業（笑）だそうだ、ん～ホント！実践的。
このご時世、就職はきびしいが是非ガンバってもらいたい、
彼らを見ているとまだまだ世の中捨てたものじゃないと
これからの未来を明るく思う昨日でした。