母校東北高校射撃部元顧問のK先生が、昭和58年卒業の部員の還暦祝いを開いてくれた。
77歳の恩師が教え子の還暦祝いをしてくれるとは、夢にも思わなかったが。
また、教え子の海外留学第一号がわたくしだったようで、台湾留学中、当時先生は何度も国際電話をかけてくれ、わたくしを励ましてくれた。卒業後も何かと気にかけてくれた恩師に感謝。
会場は、同じく東北高校射撃部の後輩で、台湾人のNくんの店。Nくんは幼少期に一家で来日し仙台へ移住した。
わたくしとNくんとでは年齢が20歳差あるが、恩師を通じてNくんが在校生の時から知り合っていた。
母校射撃部に台湾人の後輩がいるとは、当時うれしい驚きであったことを覚えている。
〜台湾縁は素晴らしい〜
普段、Nくんとお母さんの二人で切り盛りしている。
Nくんと歐卡桑(お母さん)の似顔絵。ほんとそっくりだべぇ。
恩師から還暦祝いのプレゼント「相田みつを風Tシャツ」
〜還暦に〜
今年還暦になるとは、まったく自覚していないわたくし。
大人になってから考え方に変化はあったが、気持ちそのものは十八〜二十歳の時から変わっていない。
還暦になるからといって老け込む気は、さらさらない!
むしろ五十路後半から探究心は益々強まっている。
そう、気持ちは二十歳!
我々のために、店を貸し切りにしてくれたNくんと歐卡桑(お母さん)にも感謝。
13歳で台湾に出会い、台湾の水を飲み、台湾の米を食べ、曲がりなりにも台湾の言語を身につけ、台湾の人を伴侶にし、故郷仙台においても、こうして台湾と深い縁が続いている。
その下地を作ってくれたのは、母校と恩師のおかげと言っても過言ではない。
あの時、もし台湾留学していなかったら、今とは違う人生を歩み、かみさんとの出逢いも100%なかった。
感謝!多謝!深謝!