疫病の感染再拡大。わたくしの周りでも感染者続出し、危機感を持って日常生活を送っている。
外食は再開したものの、客席と客席との間隔が近く、アクリル板の設置がないなど意識の低い店には入らないようにしている。
今回の第8波は何の制限もないが、極力人混みは避けている。しかしながら家族だけのカラオケボックスなら安心である。
ならば、日頃の溜まりに溜まったストレスの解消に、思いっきり歌おうということで近くのカラオケ屋へ向かう。
まずは前川清とデュエット。
冬が来るとこの曲が歌いたくなる。
作詞:糸井重里、作曲:坂本龍一の黄金タッグによる名曲雪列車。これが1982年、前川清のソロデビュー曲である。
糸井、坂本の両氏が前川清の歌声に惚れ込み、作ったという。ドラムの打ち込みも教授(坂本龍一)が担当。
現在闘病中の教授、恢復を願う。
雪列車は台湾では出外人という名でカバーされており、原曲より演歌色が強い。
台湾版の歌詞は、南部の人たちが台北で稼いで故郷に錦を飾るという原曲とはまったく異なる内容。しかしながら、台湾版カバーも味があってよい。
次にわたくしが歌ったのは伍佰(ウーバイ)の心愛的再會啦。
北京語の響きは角が立っている感じで美しいと思ったことはないが、閩南語(みんなんご)は別格で、音の響きがまことに美しい言語である。
わたくしも、その美しい響きに魅せられているひとりで、カラオケで歌う外国語の曲はほとんどが閩南語のもの。
日本統治時代の影響を受け、ところどころ日本語が混ざっているのにも親しみを覚える。
日本のカラオケでは、まだまだ閩南語の歌は少ない。
第一興商さん、もっともっと閩南語の歌を増やしてくださいませ。お願いします。