7月30日死去した李登輝先生の葬儀に、日本国を代表して誰が参列するのか?


本来なら閣僚の中から参列者を出すべきだろうが、台湾に思いのない、関心のない大臣クラスが行くよりも、森喜朗さんに決まって本当によかった。


森喜朗さんを弔問団団長とし、日華議員懇談会はメンバー7名を派遣する。


当初、政府から何ら発表されなかったので、てっきり誰も参列者を出さないと思っていたが、今回は台湾重視の安倍さんの強い意向が働いたという。


日台断交後も石原慎太郎さんらと一貫して台湾を支持してきた森さん。


李登輝先生の政界引退後初となる2001年の日本訪問に、中共や媚中派議員の反対を一蹴し、ビザ発給に尽力したのも当時首相だった森さん。


ゆえに今回、森さんに白羽の矢を立てたのである。


これで日本は、辛うじて体裁が保たれた。辛うじて。


台湾在住日本人も安堵していることだろう。




日本を思い、日本を愛し、日本を叱咤激励し続けた李登輝先生。


この言葉が胸に刺さる。