原住民タイヤル族の集落

司馬庫斯(スマグス)




台北から4時間。台湾で最も山深い集落にあるため、開発から取り残され、1979年に電気が通り、1995年やっとこさ道路が開通した。



道路が開通するまでは、隣集落まで数時間歩いて出向き、生活必需品を揃えていたという。




カフェ




300年前、彼らの先祖がここへ集落を作った。その開拓者の名は、地名にもなっている司馬庫斯(スマグス)である。



日本統治時代、彼らは平地へ移住させられるが、戦後日本が去った後は、再び戻ってきた。現在集落の人口180人。



住宅の表札は大きくて見やすい。





そういえば、あのビビアン·スーもタイヤル族の血を受け継いでいる。母方がタイヤル族で、今から15.6年前、祖母が流暢な日本語でテレビ取材を受けていたのを思い出す。



登山道入口



竹林道





渓流の水は冷えており、狩猟で得た獲物の保存に天然の冷蔵庫として利用。





巨木(神木)には番号が付されている。




とてつもなく、でかい!


ここは開発から最も取り残されたのが幸いして、手付かずの自然を今に伝えている。

まさに秘境



新竹縣尖石郷玉峰村14鄰司馬庫斯2號