本題に入る前に


昨日よりブログデザインを一新しました。


スマホでは確認できませんが、台湾海峡に浮かぶ離島、膨湖島の雙心石滬という、魚を誘き寄せるために石で囲った罠をヘッダー画像に採用しました。


その雙心石滬は、ハートが2連重なった形を成していることから、見た人に幸運が訪れるというパワースポットです。


写真は、6年前そこへ訪れたときに撮影したもので、当時はブログデザインに使おうとはまったく思いませんでした。


ブログ開設してから8年。これまでほとんどデザインを変えずにやってきました。そこで心機一転、8年を機に、このほどガラリと変えることにしました。


しかし、執筆内容はこれまでと同様、写真を多めに載せ、そこにまつわる歴史を書き、見た人にその場へ行った気になるよう心掛けていきます。


今後とも「台仙堂」をどうぞよろしくお願いします。





本題へ

100年を超える歴史ある製茶店

有記名茶



赤レンガの重厚な造り


1890年創業。先祖は福建省安渓の茶農家で、販路拡大のため1907年台湾へ移り店舗を構える。






古い焙煎工場が見学できる




葉茎の選別作業で、これは骨の折れる作業だ。



日干し、手揉み、炭火を利用した昔ながらの焙煎方法により香り深い茶葉が生まれる。電熱での焙煎では異なる味になるという。



茶の研究家·茶聖陸羽の像


唐時代の文筆家で、茶の研究書「茶経」を著述し名を馳せた人物。




烏龍茶というと、わたくし、台湾での苦学生時代、バナナを主食代わりにし、それを烏龍茶で胃袋に流し込んでいたのを思い出す。わたくしにとって烏龍茶とバナナはセットだった。


烏龍茶は、どんな果物にも合うのだが、特に香りと甘みが強く、モッチリ食感が特徴の台湾バナナとは抜群に相性がいいと思う。



烏龍茶を求める日本人。緑茶を求める台湾人。


日本人は台湾へ烏龍茶を買い求めに行くが、一方、台湾人は日本で緑茶を買う。最近、台湾の親戚や友人から日本のみやげに緑茶(時には抹茶も)のリクエストが増えてきた傾向にある。



有記名茶

台北市重慶北路二段64巷26號