約1ヶ月半前の出来事になるが、一昨年7月末に他界した母の夢を見た。
しかも遺影からヒューっと現れたのである。
母が亡くなってからというもの、これまで母の夢を一度も見たことがなかった。
夢の中で母と会話していた内容を以下に記す。
わたくし「父さんと会ったかい?」
母「うん、会ったよ」
わたくし「○○さんとは会ったかい」
母「うん、会ったよ」
○○さんとは、太平洋戦争中、母の女子挺身隊時代からの大親友で、母が死去してから11ヶ月後にその方も他界した。
実は昨年末、母の写真整理をしていたら、○○さんが写っている写真も数枚見つかり、わたくし、感慨深くそれを見つめていたのだ。
母は、わたくしがそれらの写真を見ていたことにも触れていた。
母「あんた、○○さんの写真見ていたよね」
わたくし「うん、見てた見てた!」
と、母とこのようなやりとりが続いた。
で、夢を見ていた時間の長さは、わたくし自身は、せいぜい5分程度にしか感じなかったのだが、家族によると、延々1時間も話していたそうだ。
あまりにも長く寝言を駄弁っているので、心配した家族がわたくしを揺り起こし、そこでわたくし、はっと我に帰った次第。
わたくしの異変に、愛猫4匹たちも、さぞビックリしたであろう。
あの時の出来事に、恐怖感はまったくない。むしろ、母に会えて心底嬉しかった。
夢の中の事とはいえ、母に感謝したい。
母さん、ありがとう!
それにしても、あの夢は一体何だったのだろうか•••今も時折頭の中で反芻しては答えを探している。
おそらく答えは出ないだろうが•••