あの日から6年。昨日は地震発生時刻14:46に合わせ、身体を沿岸部方向に正対し、犠牲者へ黙祷を捧げた。
あの震災で、わたくしの知人5人が津波の犠牲となった。その人たち一人一人に想いを馳せながら、鎮魂を祈った。
復興道半ば
6年経過しても、地元へ戻れず避難生活を強いられている人の数12万7千人、仮設住宅生活者3万3千人。
防潮堤完成率26%、漁港完成率27%、被災地企業で震災前の収益に回復しているのは50%未満。
地震だけではなく、それに加え強大な津波が襲いかかり、福島の原発問題もあって、被害があまりにも広範囲に拡大してしまった。
ゆえに、一律に復興の足並みを揃えることはできず、被災地間に復興格差が生じているのには、至極残念でならない。
当初、完全復興を成し遂げるには10年はかかると予想されていたが、この進捗状況では、それ以上かかるだろう。
さて、台湾総統・蔡英文さんのツイッターを見ていたら、被災地に向けてありがたいツイートが日本語で発信された。
ツイートの発信時間に注目すると、6年前の地震発生時刻と同じく14:46である。
あの時、世界各国から支援を受けたが、史上最大ダントツの支援していただいた台湾に今一度感謝したい。多謝台湾!