沖ノ鳥島沖で違法操業していた台湾漁船が拿捕されことに端を発し,自国漁船の保護を目的に巡視船を派遣する用意があるとした馬政権。



任期が残り1ヶ月もない現政権は最後の最後まで対日強硬の姿勢を崩さない。



民意は親日だが,外省人による外省人のための政党·国民党は、反日色が強く、歴史問題、領土問題については度々中共と同調。



島ではなく岩であり、排他的経済水域とする日本の主張は認められないという馬政権は、この期に及んでも中共と共闘する構えだ。



来たる5月20日、台湾初となる女性総統·蔡英文氏が就任し、民進党に政権が移行される。



民進党と言っても、党名をパクったニセモノ、サル真似の日本の民進党ではなく、本家本元の台湾民進党だ。



さて、民進党は親日だが、こと沖ノ鳥島については、馬政権ほど強硬に出ないとしても、漁業権確保もあり、日本の主張をそのまま受け入れることはないだろう。









わたくしは、台湾を愛しているが、しかし、それ以上に日本を愛している。



いくら親日の台湾であっても、譲歩できないものがある。ダメなものはダメ。



だからといって、この件で多少ギクシャクすることがあったとしても、強い絆で結ばれた日台関係、日台運命共同体が些かも揺らぐことはない。