昨日久々に映画館に足を運び、「終戦のエンペラー」を観てきた。



ハリウッド映画にありがちな、日本を奇奇なるものとして扱うことなく、珍しく日本側の視点にも立った作りで、いい意味で驚嘆した。



このあたりは製作に関わった奈良橋プロデューサーをはじめ、ハリウッドの日本人スタッフに敬意を表したい。



また、この映画を通してフェラーズ准将を初めて知ることになった。



日本進駐時、マッカーサー元帥の副官を務め、昭和天皇の軍事裁判回避に尽力を果たした人物である。



1971年、日米親善に尽くした功績により勲二瑞宝章受賞。



この映画に出会っていなかったら、親日家フェラーズ准将の存在は知らぬままであっただろう。まずこの映画に出会えたことに感謝。





そして、あの惨劇を思い出す•••



終戦直後の時代背景なので、映画は常に全面焼け野原の、焦土と化した東京が画面いっぱいに映し出される。



その画面いっぱいに映っていた焼け野原を見ては、先の3.11大震災を想起してしまった。そう感じたのは、わたくしだけではないと思う。



あの震災から今日で2年5ヶ月が経過した。 14時46分、沿岸部へ正対し、黙祷。








從我的iPhone投稿