2012年9月中旬
台中
忠孝夜市
夜市が開くにはまだ早い。
日本家屋を何度も修理した跡が見える。
台湾には、老朽化したら取り壊すのではなく、修理を施し、日本時代の建築物を
代々残す気風がある。つまり、その歴史的価値がわかっているのである。
そういうわけで台湾には現在も畳屋がある。
わざわざ日本から取り寄せる必要はない。
この店には、義母と一緒に食材を買いに来た。
赤茶色のものは‘豬血’と呼ばれる、豚の血を固めたもの。
食感が豆腐に似ているので、私はこれを‘血の豆腐’と言っている。
フランスではこれを腸詰めにするらしい。
カエルも立派な食材。
唐揚げや、鍋の具材に。
‘除了飛機跟卓子的腳以外什麼都敢吃’
‘飛行機と机の脚以外なら何でも食べちゃう’とは、大陸人に対する揶揄だが、
大陸ほどではないが、台湾もありとあらゆるものを食材として利用する。
みなさん、訪台した際には、未知の食材に挑戦してみてはいかがでしょうか・・・・・
異国の地で食わず嫌いは損です。