お久しぶりのブログです。

 

杜の都カウンセリング&セラピィ紅葉HPでのブログをメインで更新している為

アメブロはなかなか更新出来ずにいました。

 

最近は、ありがたいことに県外からのお客様にもお越し頂く事が増えました。

現在は青森、山形、岩手、関東から対面でのカウンセリング、

関西のお客様はオンラインでのカウンセリングを行っております。

 

宮城県内でも遠方から片道一時間ほどかけてきてくださるお客様も多く、感謝しております。

 

外に出るのが億劫なお客様も、せっかく遠くに来たので・・・と
駅前を散策したり、お気に入りのカフェを見つけたりと、
外へ出るリハビリになっているようです。
 
 

さて、タイトルの「地獄は一人一人違う」について書いていきます。

 

この言葉は、ポリヴェーガル理論の創始者、ポージェス博士が著書の中で述べていた言葉です。

 

私がカウンセリングでお客様のお話を聞く際にも

「この方にとっては、その世界が真実なんだ」

「そう見えているし、そう感じているのは紛れもない事実」

という前提でお話を伺います。

 

周囲の方からは理解されない苦しみや痛みは

本人にとっては確かに存在し、自身の心を圧倒するほどの脅威なのです。

 

「大した事ないというのは頭ではわかっているんですが・・・」

「私がおかしいのだとは思うのですが・・・」

「先生も、なんでこんなことでと思っていると思いますが・・・」

などと口にします。

 

当然、私は「なぜこの人はこんな些細な事で悩むのだろう。普通はこうなのに・・・」

という批判的な考えを持つことはありません。

 

タイトルの言葉通り

「この人にとってはこの苦しみが地獄なのだ」と理解した上で

抜け出すために試行錯誤していのが心の支援です。

 

カウンセリングに来るお客様は

・心から理解しようと向き合ってもらった経験

・関係が壊れても人間関係を修復した経験

・自分の心を尊重してもらった経験

これらの経験が圧倒的に少ない方が多いので

カウンセリングでは「一人の対等な人間として尊重してもらう」ことが

心のエクササイズになります。

 

悩みの質は人それぞれなので

「こんな事で・・・」と、自身の悩みの重要性を値引きせずに

気軽にご相談に来て頂ければと思っております。