お久しぶりのブログです。
ここ最近はホームページのブログを更新していましたので、よろしければそちらもご覧ください。
「子供に感情的に怒鳴ったり叩いたりしてしまう」という悩みを抱える方は、配偶者から十分な支えを受けていない、と感じている方が多いです。
あくまでも「感じていない」という主観であり、配偶者から話を聞いていない以上は本人は支援をしているつもりかもしれません。
よくよく話を聞いてみると、配偶者に発達障害の傾向が見られることが多々あります。
「支え」というのは心の支えはもちろん、物理的にも育児に関わる時間が圧倒的に妻が多く、夫が関わる時間は少ないワンオペ状態の方が多いです。
子供に怒鳴ったり叩いたりする本人も、好きでそうしているわけではありません。
癇癪を起こす我が子を、最初は言葉で宥めようとしたり、理由を教えたりするのですが、大声で叫び続けたり物を投げたり叩いたりする子供の執着が収まらず、
「そうするしかなかった」という方がほとんどです。
母親本人の気質と、夫からの支援の少なさ
その他外的要因に加え、
育てやすい子と育てづらい子
という子供の持つ気質。
これらが組み合わさる事で、子供が持つ性格や特性が顕著に現れる事があるのです。
子供に怒鳴ってしまう
感情的に叱りつけてしまう
子供を叩いてしまう
褒め方がわからない
そもそも褒めるポイントが見つけられない
褒めて育てるってどういうことかわからない
このように悩む母親の多くは「自分が母親で、我が子が可哀想」「母親失格だ」とすら思います。
そして、誰にも話せずに、もしくは話しても表面的なことしか打ち明けられずに1人で苦しむのです。
そうなると、母親の怒りや悲しみは自分自身に向くか、子供に向くことになります。
悪循環を抜け出すには、まずは母親が癒される事が必要です。
虐待だ
叩いても意味がない
根気よく言って聞かせればいつか子供も理解する
子供のイヤイヤ期や後追いは正常な発達だから〜
など、一般論的な事を言われても
「そんな事わかっている」という助言でしかないため、市の育児相談や子育て支援施設での相談を無意味と感じる方も少なくありません。
例えば、心の中が混乱して荒れている状態の子供に
「そんなに暴れたって意味ない」
「このおもちゃはこうだから、そんなことしてもだめ」など言って聞かせても効果がないのと同じで、
母親の心の混乱をまずは理解することが先です。
本当は怒鳴りたくないのに怒鳴ってしまって、そんな自分が一番嫌だ、母親も妻も投げ出したい、逃げたい、孤独だと思っている心をまずは素直に受け止めて、進むのはそれからなのです。
子育てや夫婦関係で悩み、荒れ狂った心をどうにかしたいという方はまずはお問い合わせ下さい。