夫婦カウンセリングは夫、妻のみならず
子供、両親、義両親、義兄弟まで幅広く関わりうるカウンセリングです。
個人の心理カウンセリングであれば、クライエントと私の足並みを揃えれば良いのですが
夫婦カウンセリングの場合は私と奥さん、私と旦那さん、それぞれと足並みを揃え、次に夫婦の足並みを揃えなければなりません。
カウンセリングの基本として、本人達に成り代わって物事を決めたり進めたり、または「決めさせたり」する事は出来ませんし、そのような介入はしません。
そこに難しさがある分、乗り越える価値も大きいと言えます。
何故なら、自分1人の人生のみならず、子供の人生まで変える可能性があるからです。
以前、自己紹介の記事に書いたように
私自身アダルトチルドレンです。
母親の顔色を伺い、怒られる事にビクビクしながら過ごした時間。
裏切られた事に対する怒りや恨み、
置いていかれるかもしれないという恐怖。
もちろん、それ以外の愛された時間や、楽しかった時間もあったのですが
大人になった私はネガティブな記憶に縛られていました。
ネガティブで人の顔色を気にする性格、対人関係がうまくいかないのは親や家庭環境のせいだと思っていました。
更に、個人の心理カウンセリングに訪れるクライアント達の幼少期も
父、母との関係性がうまく築けなかった
理解してもらえなかった
意思表示する事を禁止されたりと、何らかの躓きがあります。
個人カウンセリングで治す事と同時に、
アダルトチルドレンや愛着障害を抱える大人達を未然に防止するためにも
夫婦カウンセリングや不登校カウンセリング、児童の愛着障害のカウンセリングが必要だと考えています。
これから結婚、出産をするかもしれない成人のカウンセリングは、未来の配偶者、子ども、孫の代まで影響を及ぼすかもしれないのです。
現在夫婦カウンセリングを行なっているクライエントの皆さん、夫婦の課題に向き合うことは困難を伴いますが、行動を起こせば何かが必ず変わります。
客観性を養いながら、一歩ずつ進みましょう