本日のお題「子どもが犠牲になる離婚」ですが、子が犠牲になる離婚は様々あります。

 

1.夫婦喧嘩を子どもの前でも平気で行う(面前DV)

 

2.夫婦の仲が悪く会話がないので子がどうしてうちは会話がないのと言ったりし不安や両親のいら立ちを感じとり精神が不安定になる

 

3.夫婦喧嘩の仲裁役や伝言役になっている(父親がこの様に言っている、母親がこの様言っているなど伝言の役目や両親が憎しみ合っている状況を言葉や態度により精神的苦痛を味わっている状態、親の仲を取り持ち離婚しないように子が必死になっている様)

 

4.子どもを連れさり実家に帰り父親に会わせない状態になっている。母親や祖父母から父親の悪口をきかされたりする。

 

5.両親の喧嘩から児童相談所に保護されている。(父親に虐待の冤罪をかけ児童相談所に一時保護させた後に母親が引き取り親権を固める)

 

このような状況になり、子どもが「頭痛が起きる」「蕁麻疹が出る」「寝つきが悪い」「不登校になる」「幼い子はおねしょをする」「乱暴な言動がある」「言うことを聞かなくなった」など、様々な症状が現れます。

これら逆境性小児期体験(ACE)や過度のストレスが原因なのです。

 

親子の断絶を余儀なくされた子どもは片親疎外症候群になるケースも多く、面会交流援助の際は子が病的に非監護者を否定したり拒否したりする。面会交流の現場ではこのようなことはよくあることで、子を救うためには両者(両親)の協力が必要不可欠なのです。

 

争っている状況で子が犠牲になっているという認識のない方の多くが、両親が不仲な姿を見せたら教育に悪いから離婚するという誤った考え方をする方も多いです。本来、子どものためと考えるならば、仲を戻し笑顔あふれる家庭に協力していこうと考えるのですが、自分本位に感情的になる方は自己の思考を優先して考えるため子の状況も将来も考えることなく子の負担に気付かないまま離婚を急いでしまうのです。

 

夫婦が不仲な方や離婚話にまで至っている方は子どもに負担がかかる前に早めに専門家に相談しましょう。