夫や妻(配偶者)が浮気をしている可能性がある、または、浮気をしていると思われる物(アダルトグッズ)が本人の部屋やカバン(携帯のデータ:LINEの履歴が最も多い)から発見された、今後、どのように対応していけばいいでしょうか?という相談が非常に多いです。
1.浮気調査を行い証拠を押さえる
2.認知した事実を本人に伝え真実を告白させる
3.気付かぬふりをして浮気が終わるか、更に深い仲になるかを待つ
4.何も言わずに別居する
上記の4つの選択肢の中で初期に多いのは「2.認知した事実を本人に伝え真実を告白させる」です。
配偶者はいたたまれずに相手方へ詰め寄り自供させようとします。
相手方は配偶者が”事実をどこまで知っているのか?” ”事実を告げたら激高し責められるだろう” ”何か穏便にことを収める方法はないか?” と考え、すべてなかった(起きなかった)ことにした方が賢明だ、最後までシラを切るほかない・・・。そう考え尋問のような話し合いで疑いを否定し続けるのです。
最終的には相手方が認めないのですが、どうすればいいでしょうか?と相談に訪れる方もおります。
多くの方が、この先は「冷静に証拠を集め、真実と現実的な将来(離婚か修復か、不貞の事実があった場合、許すか許さないか)」について考えるステージに入るのですが、この段階では予想すらしていない結末が後に待っている方もいるのです。
浮気の詰め寄りより3週間ほどおき行動調査を開始、配偶者の勤務先から帰宅までの足取りや休日の尾行を平均7日~14日行うと浮気相手の家や職場など素性が明らかとなってきます。
もちろん、自宅やホテルへの出入り、互いが既婚者である場合、同じ市町村内でのデートはほとんどしないので(自動車で少し離れた場所まで移動)調査対象者である二人は手をつなぐだけではなく、キスをしたり抱き合ったりもする姿を撮影することが多い、地元から離れているし知らない人ばかりであろうと気を緩め、真後ろでビデオカメラで撮影していても振り返ることはない。
このような親密性の証拠とホテルへの出入りを撮影し依頼者である配偶者に調査報告書を提出する。
通常の浮気調査ならばどこにでもある調査と実態ですが、、世の中には踏み込まない方がいい現実も存在する
例えば、
・夫が浮気していたのは妻の母親だった
・自分の兄や妹と浮気していた
・同姓とホテルへ入っていった
・連れ子の娘とホテルへ入っていった
最も多いのは同姓との性交渉です、妻がいながら週3回、別の男性と性交渉している夫、ネットで男性を探しているケースが多い。
次に多いのが女性の同性愛、夫には女性友達といいながら性的関係になっているケース。
この同性愛の場合の多くが最近目覚めたのではなく相当前から配偶者には内緒で同性愛を楽しんでいる方が多いです。
この事実を知った配偶者は異性との浮気だと思い込んでいたので、調査報告書を見てことばを失います。
そして、心から”これからどうしていけばいいんだろう”と放心状態になります。
夫が浮気していたのは妻の母親だった、自分の兄や妹と浮気していた、連れ子の娘とホテルへ入っていった、この三つの場合、ほとんど家族は崩壊します、私が受け持った相談者の中で家族が崩壊しないで話し合いだけで終えたケースは1件です。
”夫と妻妹は今後、性交渉はしないけれど、二人で夫をシェアしましょう”という話になりました。
正直、私の年代?では理解が難しいのですが、世の中には様々な捉え方や解決?があるのだと感じました。
その他、浮気・不貞ではありませんが、調査で発覚することが多いのが、、
夫が知らない間に”妻が風俗でアルバイトをしていた”というケースです。年齢は20代~50代と幅広いのですが、妻が事実を認め夫が風俗をやめるように言った際、”最初はお金目的だったけど、いろんな男性を経験しているうちに、この仕事は、私が女を感じる生きがいになったのでやめたくない”という妻もいました。
配偶者の浮気や不貞、その真実の扉を開くならば、あなたの想定外の結末が待っていることも覚悟の上、開くべきでしょう。