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  2月期研修会

  2月25日開催の研修会は晴天の中、

  松尾神社に大平道子先生をお迎えして

  10時半から開催した。

  参加は宮城8人、山形4人福島2人でした。

  午前の勉強会は下記のメモをメインに行い、

  昼食休憩後、精神統一と霊査、

  そして座談後15時40分散会した。

 

 

      吉田正一論文集(精神統一について75~96ページ要点ピックアップ)

・心霊研究に心を寄せる人々の多くは、精神統一(鎮魂)に興味をもつようになるのであるが、

 それは、精神統一の修練がその背後霊に端的に接触する方法であることからであろう。

・背後の高級祖霊の指導誘致を明白に感得することができるようになり、それによって、高い

 啓示に接して霊性の進化を助けられて、人格の昂揚円熟が見られ、快適な人生が見える。

・人間に魂が宿ると云うことは、同一類魂中の高級祖霊によって魂が分霊されて、その肉体に

 指向づけられ、肉体に意識の焦点が置かれて居るのである。

・意識の焦点が肉体から移行(ズレていく)していくところに精神統一の状態が見られる。

・人間の魂は「おもひみたま」と「ことみたま」に分類されている。

・肉体から一時的にその意識の焦点を移行せしめる魂は「おもひみたま」であって、「ことみた

 ま」は依然として肉体に止まってその任務を遂行している。

・精神統一の状態が深くなるにつれて「おもひみたま」の肉体における自己表現が薄れる。

・肉体に置かれて居る意識「おもひみたま」の焦点をズラすことは、その修練が反復されること

 で次第に容易になるものである。が、先天的素質によるところが大きい。

・このことは、精神統一者の人格もしくは心境を高める事に本来関係がない。

・精神統一の場合には、肉体に置かれて居るところの意識「おもひみたま」の焦点がズレて物

 質界から幽界へ移行することによって、肉体と魂のつながりが一時的に薄らいだ隙間に乗じ

 て他の霊魂が肉体に作用することになるのであるが、この場合にどのような境地の霊魂が

 他界からはたらきかけるかであり、地上の人間の側の境地の如何によって必然的に定る。

・霊魂は振動の状態においてそれ自身を表現する、そして、その振動の状態は心境に伴って

 変化するもので、心境が高まれば高まるに従ってその振動がより精妙となり、その反対に心

 境が低下すれば低下するに従ってその振動はより粗大になる。同性質同種類の心の波動

 が同調する自然の理法により、高い心境にあるときは高級の霊魂と感応し、低い心境にあ

 るときは低級の霊魂との間に同調現象が生起され感応導交が行われる。

・人間の平常の心の在り方が大切なことになる、とりわけ、精神統一の直前の心の在り様が

 大切、それに相応する感情その他の心をもつ他界の霊魂との感応導交となり注意を要る。

・他界の霊魂が地上の人間にはたらきかける場合には、常に地上の人間の持つ幽質の雰囲

 気「気」を媒体とする。

・他界の高級霊が、その境地を低下せしめて地上の人間の心境に近づく、また中継ぎの霊魂

 をつないで働きかける、いずれにしても困難が伴う。

・人間は霊魂の浄化向上を目的にこの世に誕生した、心境を高める使命を負っている。

【9】吉田正一論文集(精神統一について96~102ページ別紙へ抜粋)