○ 秋の風情:真っ青な天空を背に 赤とんぼが 伸びゆく菊花のつぼみに一休み。

○ 堅盤(かきわ)に常盤(ときわ)に立栄えしめ給えと御食(みけ)御酒(みき)を捧げ奉る。

 ○ 仲秋 10月1日を迎えれる喜びに ”ついたちさま”を祝う。

 

 

仲秋の”ついたちさま”

 

   年度下期がスタートした。

   コスモスが心地よいそよ風になびいている。

   この1年半、世上は新型コロナウイルスの感染拡大に振り回され、通常の社会

   経済活動は大幅に停滞した。

   心霊研究における地域の研修会活動として仙台研究会はこのあと10月11月

   の2回計画されていたが休会とさせていただいた。

   消極的と言わざるを得ないが読めない感染状況に苦渋の決断である。

   ここで、

   ”心霊の学びは日常生活にあり”

   それは、

  日常における一時(いっとき)一時の行動(意思行動)のつなぎ合わせた連続

  で日常の生活はつくられる。

  一時の小さな行動が次の行動を生み、それがまた次の行動を支配し継がって

  行く、この連続こそが個なる人生なのである。

  ”個なる人生”は”個なる魂”である。

  ”意思行動”は連綿と継続して”個なる魂”をいろづけていく。

  本協会設立の趣意のひとつ、

  【各自は因果律の支配を受け、その”意思行動”に対して絶対に責任を負う】

  この重き言葉、現況がコロナ禍なれば「晴耕雨読」の雨どきと心得てご自身の

  ”意思行動”のあり様をじっくりと日常の中で吟味するのは大事である。 

  境地の進化を携えて新しい年に再会できるのを願って。