○ 森は優雅なヤマユリの花が薫り高く迎えてくれる。 夏の森の風物詩

           ○ 今日は”ついたちさま”感謝を込めてお米とお塩にお酒をお供えする。

 

 

                        八月入り

 

 コロナ恐怖で気持ちがひきこもるところ梅雨のジメジメがさらに追い打ちをかける、

困った時節だなあと思うこの頃である。

 卒業した隠居の吾人はいざ知らず、現役の仕事人はソーシャルディスタンス(対人2m)を

意識し3密(密集・密閉。密接)の状況を回避しながら仕事をしていると思うと頭が下がる。

 ここは組織集団も個々人も可能な限りの知恵を絞って感染対策を愚直にやっていくしかないのだろう。

 方や、これだけの状況下にありながら、明日の活力を求めてか接待なのかわからないが、夜の繁華街での飲酒等は3蜜(クラスター発生の場)を求めて

繰り出すもので、高い感染リスクを覚悟して行動しているのだろうか。

見えない敵はあらゆる媒体へ次から次へと乗り移り潜む手ごわい相手なのだ。

活力源を得て意気揚々と帰宅したものの、3密状態にある家族は恐ろしい感染リスクにさらされるのである。

罹(かか)ったら大変、回復後に残る後遺症に悩むことになる。

コロナウイルス感染の連鎖を、継ぐも絶つも個々人の範疇にあり。

 

ところで今朝は“ついたちさま”外ではお日さまが申し訳なさそうに顔を見せてくれるが雨無しはうれしい。お米とお塩を取替えてお酒を供え、8月1日を迎えられた喜びに感謝を奏す。

 良きこのひと月を切望して。