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 ○ 百年の名家も3カ月後には解体に入る、なつかしき思いを胸に見納める。

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 ○ 秋田の方言をあしらったTシャツ、小さいころ大人たちが使っていた、
  なつかしき言葉がよみがえる。


               茶の間の朝


 「母一周忌法要」に合わせ、幼少期を過ごした三姉妹の「家終い」の

 見納めに秋田の田舎を訪れ、その帰り直会で宿泊した秋の宮山荘の
 売店で、黒地に白字の方言をあしらったTシャツを二枚買った。

 数年前に道の駅で買ったのと同じバージョンでなつかしい。

 ウオーキングに着ていくと目立つのである。

 背に“んだ んだ”と大きく記され、表に小さく“そう そう”と

 訳解している。

 田舎で多用されていたこの方言は、多分どこかで聞き どこかで使われ、

 あまりとっぴではないと思われ親しみ深い。

 ところが今回の1枚は“わっぱが”、訳解は“おおざっぱ・・・etc”と

 なっている、Etcとあるものの大分違う雰囲気で使われていたのを
 思い出す。

 朝の仕度を済ませ、6時にウオーキングとラジオ体操にでかける。

 ≪ 行って来るよ ≫ ( はい はい )

 公園内は草刈されて二日目、整然とした緑のじゅうたんで気持ちがいい。

 来週末の夏祭りに向けての整備のようだ。

 フットワークも軽いそして心も軽い、大した仕事をしているわけでは

 ないが、今日は花の金曜日。

 7時に帰宅。

 あれ家内はまだ起きていない。

 朝食の支度ができていない。

 家内は今日お休み、夕べ夜遅くまで「韓流ドラマ」を見ていたのだろう。

 僕が仕事なのは知っている。

 二階の寝室に上がって行って、


  七時過ぎたよ、これ これ


 “わっぱが”のTシャツを両手で広げ かざす。

 家内も同郷、笑いで目覚める。

 訳解は“どうしようもないな”、“こまったものだ”等の嘆きの思い
 で使われていたのをなつかしく思い出す。

                       ・・ほのぼの朝・・