
○ イチゴ園内 老いも若きも童心に帰ってほおばる。
春近し
◇イチゴ狩り
弥生三月も半ばとなれば、厳しかった寒さもようやくほころんできた。
定年退職して休暇中の家内を連れ立ってイチゴ狩りに出かける。
県社協の「いきいきSUNクラブ」主催の一企画、7年前の地震で被災した方面への散策で、目玉は農園ハウスのイチゴ狩り、その他にコカコーラ工場、笹かまぼこ工場を見学する。
2台のバスには自分たちを含め70名ほどの老人が乗り合わせている。
熟年はみんな元気でにぎやか、昼食は平日なのに多くのお客さんが並んでいる、待ち行列を脇目に予約部屋に案内され「ほっきめし弁当」をいただく。
あっさりしてとてもおいしく、食べ過ぎた感がする。
ハウス内は30m長で十数列が床上げ状態に並び実を付けたイチゴが生い茂っている、入り口でイチゴミルクが入った小さなトレーを渡される。
熟したイチゴを手当たり次第にもぎミルクを付けて食べる。
もぎたての熟したイチゴはおいしい。
◇敬老パス
バス・地下鉄乗車の際に購入する乗車券に代わり、市が発行する格安の敬老乗車証はありがたい。
今回、全行程を自家用車を使用しないで行動した。
駅東口でチャーターバスから解放された家内は戸惑う。
イチゴ園では箱詰を、笹かまぼこ店では袋詰を買って二人は手一杯、
老夫婦は荷物を持って駅東口から地下鉄ホームまで歩く。
駐車場に自家用車が無いのに気付いたのである。
車社会、足腰が鍛えられていない訳がわかる。
それでも地下鉄を降り、バス時間17:36までの間、
家内は酒のつまみを仕入れてくれる。
“疲れたから今日は何も作らないよ ある物で食べようね”
◇連れ添う
公として、二人共たくましく よく仕事をしてきたと振り返る。
私としてはなつかしくも思いで多い、田舎の家じまいが残っている。
まずそれを片付けることが先決だろう。
子供たちともよく話し合っていきたい。
そして会社は慕われているうちに退こうと思う。
足腰が元気な内に、二人でまだ見ぬ世界をいろいろと旅をしたい。
そしてやりたい事はいっぱいあるのである。