


この数十年、消えかけあきらめかけていた深層心の願望を、
萌え立たせる最後のチャンスをいただいた。
◇
そのチャンスへの道は険しい。
精神論でいくら援助しても結果的にものにならない事、
その原因の欠陥は本人が一番よく知っている。
それでもチャンスを提示してあげたい、
それは本人も表向きとは別に、心の底で望んでいる事だから、
少し過酷ではあるが、欠陥は欠陥として少し工夫して、
最後のチャンスとして見繕おう。
◇
生き物の体は思いとは別に年老い衰えていく。
体の衰えは加齢とともに顕著に現われ、体のいたるところに障害も出てくる。
今回の僕の場合は、無理をしたつもりはなかったが肩の腱板を切ってしまった。
流れ(運命)を変えることは容易にできないが、流れに小石は落とせる。
右腕肩を無理した結果なれど、左腕肩裂傷としよう。
その気づかいにいずれ気が付くだろう。
それは元通りに完治するのは多分難しく若干の違和感は残る。
そのこと自体「孫悟空の頭の輪」と同様に欠陥の芽生えを押し殺し、
最後のチャンスをものにして安心立命の日々を重ねさせたい。
入院は、僕より若い多くのこの類(たぐい)の患者を見せてくれたのに驚いた。
特別の難ではなかったのかもしれないが、臆病な僕には過酷な経験となった。
そのなかで多くの付加価値が次から次へと浮かんできて楽しい。
手始めに通勤を車から足へ移行する日を設定しよう。
まだ日が短いので無理をしない、今月は何かの都合をもって設定しよう。
付加価値の第1号として【付-1】と称し、歩きの通勤を中日に決めた。
正月2日3日に県民の森コース、利府街道コースを試歩した。
片道5.5km10分前後の到達差があった。
それぞれに長短があり未知数が何とも言えない楽しみである。