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 ○ かがやき



       6月期研修会報告


◇研修会

 6月28日(日)松尾神社にて中西真子先生をお迎えして開催した。

 参加者15名と少ない開催となった。


 ◇座談

 5月に開催された評議員会の報告があった。

 ひとつは定款にある「従たる事務所」としての組織化への課題について、

 そして霊能者の発掘育成についてであった。

 いずれも地域の会員が注目している課題である。


 ・前者については地域会員の便宜と学びに影響する問題で、

  本部と地域研究会の代表がこれまで幾度と議論を重ねてきた。

  最終的に本部理事会が組織化に向け取り組むこととなった。


・後者については本協会存立の本命であり、

  この度、東京圏在住の会員から3名の准霊能者が後継者として育成誕生した。

  今後、地方においても霊能者の発掘育成を望むとの事。


  後者のこの事について、機得たりと言わんばかりに「心霊研究」6月号に、

 ホレイス・リーフ著/近藤千雄訳《霊媒現象の原理とその応用》の霊言現象の章、

 -編集室だより-で秦編集長も記している。

 霊能者の素質として極めて大事な記述なので紹介する。


 自動書記にしろ霊言現象にしろ、それらは霊的真理を伝える最良の手段であるべきはずなに今までのところ聞くに値する成果が極めて少ないのはどうしたわけであろう。この道の霊媒(霊能者)は数の上では決して少なくない。私はその原因をいろいろ検討してみた結果、結局のところ次の一点に尽きるのではないかと見ている。要するに、霊媒自身の教養と修養が足りないということである。

物理霊媒のように肉体だけを提供する現象は別として、自動書記とかこの霊現象においては、潜在意識の中身、つまり教養とか学問、性格上の癖、欲望といったものが大きな影響を及ぼすわけであるから、高級霊の協力あるいは支配を求めるにはまず霊媒自身が教養と修養を身につけて人間的に向上する事が先決である。いかに優れた大工であっても、道具があまりにもお粗末では良いものは作れないというわけである。

このような次第であるから、養成に際して何より心がけねばならないことは、“霊媒”である前に“人間”としての修養を積むということになる。それも、単に道徳的あるいは倫理的な面だけの修養にとどまらず、知的な面、特に人生哲学や宗教哲学に関する深い教養を積む事が必須になる。道徳上の修養によって人間的な悪癖がおさまると、それに応じて霊の支配がやさしくなる一方、よりいっそう教養を積む努力を傾注すれば高度な霊的真理の表現が可能となり、それだけ高級霊からの援助が受けられるようになるのである。

また、道徳とは何か、真の奉仕とは何か、人間の義務とは何か、霊と物質との関係はどうなのか、人間と神との関係はどうなっているのか。といった問題を普段から考える習慣をつけておくことも必要である。それによって、常に優れた霊との連絡を保つことになるからである。


  この事は、霊媒(霊能者)を目指そうが目指すまいが心霊を学ぶ人の素養を促し、
 そしてまた、いみじくも、創設者吉田正一氏がその論文集の中で、霊能の“強化と質”
 について、“質”の大事をしっかり説いていることを忘れてはならない。