
○ 地蔵通りの奥にひっそりと鎮座している「猿田彦大神」

○ 巣鴨地蔵通り

○ 巣鴨駅近くのCD販売店前でなつかしい青春時代の歌を聞く
お 江 戸
◇出 張
○途中下車
空模様のすぐれない朝、少し早目の新幹線に乗る。
時間の余裕は行き先々で思わぬ行動を示唆してくれる。
本社会議の折には本部へ顔を出そうかと思っていた、
多分五月に訪れて以来の半年ぶりだからであろう。
新幹線の車窓を眺めながら、時間要素から方針を変更して、
山手線は巣鴨駅へ向かうことにした。
数年前協会創立六十周年記念式典の開催参加に合わせ、
家内を誘い訪れた思い出がある。
そもそも巣鴨地蔵通に「とげぬき地蔵尊」さらに進み
「猿田彦大神」の小さな社殿があるので機会があったら、
参拝されるとよいと、大畑先生から伺っていたのである。
また、「おばさんたちの銀座」とも言われる地蔵通り、
そこにはお江戸の“古き良き庶民の文化”を見る。
一週間後の忘年会のお楽しみに「あみだくじ」を考えていた、
景品はできるだけみんなが喜ぶものをと思案をしていた。
とげぬき地蔵尊の「御影」はみんなにそして、
“悪いところ痛いところ”を洗い流す「洗布」十枚を買い求める。
さて、その他の景品は何にしようか。
○会議
午後一時の会議が始まる五分前に会場に到着する。
「上期の売り上げと下期の見込み」報告等をそれぞれ発表する。
その後、国鉄民営分割問題で揺れる波乱期の部長H氏による講演、
冒頭に「古新聞の用途」を出席三十名の幹部に次々と言わせる。
百は出ると、ホワイトボードに書き記していく、
いわゆるしぼり出す発想のひと時である。
H氏の二十数年前と何も変わっていない手法である。
が、しかし時に及び決断するに必要で大事は影薄れていない。
<低迷期・落ち込んだ時こそ逆転の要素がたくさん埋もれている、
固定観念の縛りを解き柔軟な思考取組みに解決の糸口を見つける>
日々の仕事の中に正に生きている。
○閉め
型破りの講演会は三十分オーバーし懇親会は六時半を過ぎていた。
年二回の定例会議は楽しいひと時を交わり、
夜十一時、泉中央駅に出迎える家内の車に収まる。
とりあえず家庭の無事を聞き“ますおさん”は“ホット”一息。