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年頭にあたり思う(心霊を学ぶ意義)
 
 協会が発足してこの2月で67年を迎える。そして行政の法人格区分により、協会は昨年4月 に「財団法人」から「公益財団法人」に移行した。
 本協会が公益財団法人化をめざし、さまざまな検討と対応を重ね認可に至る、この二年間のご 尽力に心から謝辞を送りたい。それは物質文明の独走的発展への弊害を憂い、心と物の調和す る社会への学術的研究を行う事を提言した。
 本協会の「目的」の主柱である霊魂概念を取り込むには限界があり、心霊的無知からくる「誤 解と弊害」を解き除くに留めざるを得なかったのだろうか。
 
 それでは本協会が掲げる「目的」とは何か、「心霊研究」No1の1ページ、なぜ日本心霊科 学協会は発足したか・本会設立の趣意・があり、そこには[心霊研究の必要性]が記されている 原点に帰り心霊を学ぶ人達の拠り所を伺ってみたい。
 
1.「目的」の変遷
◇目的(公益財団法人:現在)
心霊的といわれる諸現象を学術的に研究し、得られた知識を広く提供することにより、この領域についての誤解を解き弊害を除き、心と物の調和した平穏な社会を実現し、人類の安寧と発展に貢献する。
◇目的(財団法人:発足当時)
一切の宗教、思想、学説を超越し、自由なる真理探究の立場において、心霊現象に関する諸般の科学的研究を行うと共に、その帰結たる、“人生の新指導原理”の普及浸透を図り、以って心霊文化の進運に貢献する。
 
2.「目的」の主柱
◇人生の新指導原理
 本協会設立の趣意に、心霊研究の必要性が三項目にわたり記述され、本協会の主柱である“人生の新指導原理”について記載しているので紹介する。
 
(1)真理の探究とその応用
≪心霊学は精妙な精神の世界へ限りなき探求の歩みを続けていく半面、五感の世界へも下っていき、精神と物質との結合状態の研究へと向かっている。この新しい真理を物質文化並びに精神文化に応用する時、人類の文化はあらゆる方面において更新され、画期的な発展をみる事が期待出来るのである≫としている。
 
(2)人生観・世界観の革新
≪この短い人生を価値あらしめるには、必ず確固たる人生観・世界観がなければならない。しからば正しい人生観を樹立するには如何にすればよいのか。通常は現世のみを基礎として各人それぞれに構成している。しかるに心霊研究の明らかにする所によれば、霊界に関する知識をも併せて考慮する時、より正しい人生観・世界観に到達し得る事となるのである。現在までに心霊学により発見された主な事項の中、人生観・世界観の確立に主要な役割を演ずるものをあげれば、次の様なものがある。
1.一切の万有は宇宙大精神の顕現である。
2.各自の個性は死後に存続する。
3.顕幽は緊密に連係し、相互間には交通が可能である。
4.各自は因果律の支配を受け、その意思行動に対して絶対に責任を負う。
5.各自は顕幽両界に亘り永遠に向上進歩の途を辿る。
これらの諸項目に立脚する時、人間は、死の恐怖より自ら解放され、日々の行為に深い意義を見出し、正しい神の存在を認めて、倫理道徳の根底を知り、自他の天分・人格を尊重し、相互教化しつつ相愛の世界に生き、その結果は世界の大平和を招来するに至るであろう≫と“人生の新指導原理”を説いている。
 
(3)迷信の打破
≪心霊現象はその当事者には、動かす事の出来ない体験的事実として現れるものであるから、これを盲目的に信頼する誤りに陥りやすい。このため、その現象の原因と機構については全く無知にして、霊能者の言を絶対的なものと思い込み、遂には完全な迷信に陥って、思わざる不幸をまぬいているものが少なくない。これは神秘的な精神現象をすべて盲信する所から起こるものである。心霊学が発達して、正しい心霊知識が普及すれば、現在心霊的に無知な人々が陥っているような不幸が除去されるであろう≫と歯止めをしている。
 
3.検証
 ◇活動の実態
 本協会では心霊研究の実践として「霊能者・審神者」による「精神統一と霊査」が日々欠かさ ず行われて久しい。そして多くの人達が思い思いに、物質世界にして薄れつつある“何かなる 郷愁”を求め訪れ、人生観・世界観が変わっていく人を見る時、「目的」の“意”が伝わった のだろうと解釈できる。そこには人生観・世界観を変える強力な拠り所があった。それは霊魂 概念他ならぬ“来世・霊・霊魂”の存在世界を知るところにあるのであろう。
 ◇研究の具体化
 協会設立の趣意で明らかなように、先導するリーダー達に切望するのは、心霊研究の成果を世 に明らかにし心霊が科学として認容される事である。
 そこには霊魂概念の究明なくして「目的」は達成できない。“来世・霊・霊魂”について具体 的に研究・検証していくことに大なる期待を負っている。
 ◇霊能養成
 協会の「目的」を遂行するには優れた「霊能者・審神者」の存在が欠かせない。
 この世に満ち溢れる霊達からの念信は「霊媒・審神者」の波動の精微霊格・人格・心境)に よって感知できるものであり、優れた霊媒である霊能者と霊信の真偽を見極める審神者を通じ て、霊信は初めて人を益し得るからである。
 
   “時に山野に念(おも)い致して 霊(み)の有り様念(おも)うこと 大事なこと”
 
何ものにも偏らない霊信に感謝して!