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 ○ アロエ不夜城が夏空に情熱的で美しい花を咲かした。
 
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 ○ 庭のユリも夏空に美しく微笑んでいる。
 
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 ○ ”笹だけ”の”すだれ”に干される梅とおじいちゃん。
 
 
 
             風 物 詩
 
梅干
 
 田舎からもらってきた梅を漬けて十日が過ぎた。
 そして梅雨明け三日、晴天の週末“天日干し”をもくろむ。
 
 梅に満遍なく風を通す“すだれ”を探すが無い。
 
 昨日の朝目覚めに、“笹だけ”を思い出す。
 森にわんさか茂っている。
 ウオーキングは“笹だけ”取りに代わる。
 
 藪中の“笹だけ”を根元から切り取り、
 枝葉を削ぎ1m半ほどにして20本ほど持ち帰る。
 6時少し前に帰宅する。
 
 おじいちゃんは身支度を整えて新聞を見ている。
 
 出勤の僕には“笹だけ”を“すだれ”に編む時間はない。
 
 おじいちゃんに“笹だけ”と紐を渡し頼んだ。
 
 明けて土曜日は晴天の休日、ウオーキングから戻り、
 レンガに“笹だけ”の“すだれ”を敷き準備する。
 梅酢に浸った桶の梅を割りばしで取り出し“すだれ”に上げる。
 
     陽に当たる梅・梅・梅の姿に感動する。
 
        晴れて食卓に登場する日が近い。