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 ○ 夏休み前の挨拶回りに訪れた青森、駅西口の街路樹、ノウゼンカズラの情熱的な色彩に夏を見る。
 
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 ○ 縁側の南天の葉とせみが夏を彩り何とも自然でかわいらしい。
 
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 ○ 空けた水に河原が広がる、天然自然の石笛がころがっている。
 
 
          夏休み
 
 ◇  文化
 待ちに待ったお盆休みが到来した。
 四日間の夏休みをいなかで家族と供に過ごす。
 夏休みと言うほぐれた心模様、なつかしい風景と人との出会いに、
 新鮮味を覚える。
 お盆のお墓参り、過去・現在・未来と繋がる子子孫孫の、
 ふるさとに集う一年の一大行事、この良き風習に民族の
 心のふるさとを感じないではいられない。
 
 ◇  気になる木
 相当前から、いなかに帰る度に気になっていた木がある。
 くるみの枝が柿木に届くほど伸びている。
 いなか暮らしにゆったりと手のこぎりで切ろうと思っていたが、
 枝と言えども30cmから40cmの太さで、
 地上数mの高さで切らなければならない。
 それに類した伐採もしたいと思っていた。
 「電動のこぎり」の必要性が高まる。
 無鉄砲と言われる過去の数々の武勇伝が、
 購入にブレーキをかけたが、実用上やむなしと許可された。
 (ちなみに十年前に購入した川下りの立派なボートはまだお蔵入りである)
 「電動のこぎり」をイの一番にトランクへ積んだ。
 
 ◇  現実
 屋敷の畑は見事に茂った雑草の荒れ野となっている。
 優先順位は自ずから決まっていた。
 お盆の十四日を除き丸二日しかない。
 早朝の涼しい朝飯前から草を刈る事丸二日、
 しかし刈り残しが出る。
 伐採は安全を考慮して周到に段取りをすることとし、
 翌月のある土日を楽しみに待つこととした。
 頑張ったご褒美、残った時間はゆったりと
 童心に帰り自然へ溶け込む。
 
 ◇  河原
 いなかは上流から中流に位置する雄物川沿いにある。
 水かさは大幅に減少し、河原が幅をきかしている。
 
 石笛奏者の大家小林氏の記述を思い出す。
 早朝の澄んだ空気の中、心を清く河原を散策すると、
 手ごろな穴が空いた石の2個や3個は容易に見つかり、
 それが天然の自然の石笛だ。
 
 数個拾い水洗い、数十年経った盆栽の大木に浸りながら縁側で吹く。
 唇の当て方が微妙でなかなか難しい。
 しかし美しい響きに感動する。
 
 ◇  夏の終わり
 夏休みは終わった。
 魂を磨く現実の世界が始まった。