
○ 青空に冴える桜花は県民の森

○ 桜舞い散る松尾神社にて黙祷祈念

○ 道端に微笑む黄金色のたんぽぽは県民の森
4月期研修会
◇研修会
震災の影響により2ヶ月ぶりに晴れ上がる松尾神社にて研修会を開催する。
仙台までの新幹線が25日から再開のため大畑先生にはご遠慮いただいた。
街の中は少しずつ修復へ動いているがまだまだ震災前には至っていない。
被災された御霊に対し桜吹雪の社殿前にて1分間の黙祷祈念を行った。
壽の間ではそれぞれが遭遇した震災その1ヵ月半を語っていただいた。
松尾神社に集う多くの皆さんに大過なく不幸中の幸いと言えよう。
被災地、多くの人の生活リズムは安定していない。
しかし私たちは如何なる場においても順応できる能力をいただいている。
気力体力精神力を自ら整え“よりよく生きられるか”が課題となる。
祖霊祭が近づく、祖霊祭を待ちに待つ遠方より問い合わせも多い、
当日ご案内は10通、郵送43通は翌日投函できた。
5月15日に備えることができてうれしい。
◇形あるエネルギー体
先般の東日本大震災は多くの人を苦難の道へ落とし入れた。
その中でも地震の二次的被害は大きく、海洋国日本を象徴する津波被害
は甚大なものだ。
数年前に発生したスマトラ島沖地震の津波による大被害についても、
多くの人の意識は別世界のことととらまえていたと思う。
このような未曾有の自然災害を振り返るえるとき、私達の時間尺度は
せいぜい一生をフルスケールとして物事を考えている。
一方、住んでいる地球は無限のエネルギーを温存しつつ限りなく遠大で
ゆるやかに息づく数十億歳の生命体であることを忘れている。
時として計り知れない現象が天変地異として顕現化され、尺度の中で
たまたま遭遇した人達は自然を人智の及ばぬ神なる力として畏敬の念を
抱き生活してきた歴史を振り返る。
それは少なくとも自然の地域限定の中で起こり逃れられないと観念した
「地震雷火事親父」の領域であった。
◇形なきエネルギー体
ところが、近年の世界経済をして増大し続ける電力量の需要に供する
ため、科学が創造した原子力発電所の危機を垣間見る。
今人類を破滅に陥れる片隣を福島第一原発事故が再度啓示している。
1979年のスリーマイル島原発事故そして1986年のチェリノブイリ原発
事故は今もって人類を苦難のどん底に陥れている。
人間が創った恐ろしい魔物を容器に封じ込めその魔力をコントロール
しながらエネルギー源として使うものだ。
魔物の正体は生体を一瞬にして破壊する放射能を帯びている。
唯一の被爆国である日本は60数年経った今でもその魔物の影響に
苦しんでいる現状を忘れていない。
魔物を封じ込める容器は所詮人間の作った造作物であり常に壊れる
危険にあることを知るべきだろう。
そして使命を終えた魔物は細々と息耐え死ぬることなく魔力を放射し
続けて地球を汚染している。
まさに「諸刃の剣」と言わざるをえない。
◇手に負えるか
“霊”思考する知性ある形なきエネルギー体と言う。
至極の想念霊は死せる人を生かし又殺しもする。
しかし“霊”の思考する知性は真を以って当たれば通じる。
一方、思考も知性もない形なきエネルギー体“放射能”はどうか。
形無く四方八方に飛散しつかみどころがない。
今、自分の時間尺度で振り返るとき、数十年前の自然に生きる素朴で
懐かしい世界は、戦後の経済復興をして科学を武器に恐ろしい速度で
変わってきた。
それは便利でより快適さを求める私達の要求を世界は競争して進め、
忘れてはならない自然の恩恵を顧みず私達はこの地上で何不自由なく
ぬくぬくと暮らしている。
じわりじわりと贅沢を経験した人間が元の質素な生活に戻るのは極めて
困難な事だろう。
個の一生を尺度として物事を計ってはならない。
永遠の未来を希求するに当たり深遠なる過去の歴史を振り返る。
賢明な人類は選ぶ道を啓示されている。
久しぶりの休日に思う。