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 名古屋駅デパート、ベランダはいろいろな花がきれいにちりばめられて心を癒やしてくれる。
 
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 祖霊祭開催前のひと時、W教授とT先生が和やかに歓談している。
 
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 お焚き上げは花見間もなく、“さくら”が何とも奥ゆかしい神社。
 
            東 海 紀
 
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43日、東海研究会祖霊祭に五度訪ねる機会をいただいた。
司会の要請を賜り心から感謝している。
仙台東京間2時間足らずで運行する東北新幹線は震災により不通となった。
車窓から変わり行く春景色をゆったりと眺め、もの想いにふける贅沢な時間は、暗がりの中地震で痛んだ道路を数時間かけてのバス旅行となる。
ホテルチェックインはすでに23時半を回っていた。
震災による通常でない日々と相まって気づかないストレスを覚える。
 
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 ゆったりと朝食をとりチェックアウト。
小春日和と周りの気配から通常の世界が飛び込んでくる。
会場へはまだ申し分のない時間がある。
街路はかすかにまばたく“さくら”が微笑んでいる。
デパートの広いベランダは色とりどりの花で咲き乱れ、思い思いに休日を楽しむ子供連れでにぎわっている。
 
会場のビル地下食街で、ご無沙汰している懐かしいW教授とばったり出会う。
先生をご案内して会場へ向かう、神官装束の代表の出迎え、控え室にて昼食を共にすることができうれしい。
祖霊祭会場にはすでに数十人の方がお出でになっている。
すがすがしい、この情景はしっかりと脳裏に刻まれている。
 
今ある自分を考える時、連綿とつながる「代々の御親」の想念を受け影響され生き生かされていることに気づき、この感謝の“想い”は祖霊祭をもって伝えようとする善男善女を観る思いがする。
待ちわびる祖霊祭に今か今かと正装して待っているたくさんの祖霊の姿が霊視されると言う。
 祖霊祭への参加は顕幽相集う大事な先祖供養なのでしょう。
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心霊を学ぶことによってこのことが少しずつわかってくるのだろう。
心霊の集いは現世の利害を超えた魂と魂の“ふれあい”どんな集まりに増して心地よくうれしいひと時を感じる。
こういう世界に今いることに深く感謝する。
「よく生きる」「楽しく生きる」術を心霊学徒は知らず知らずのうちに肌で感じ、“心霊美”の美しさを感じる。
 
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3.11の東日本大震災は想像を絶する津波の被害を引き起こし、さらには原子力発電所を破壊し放射能汚染の危機に至っている。
悲惨な思いそして復興への苦難が待ち受けている。
無傷に近い僕へはかような試練に耐えるだけの器量も意地も無いと決したのだろうか、被災地にあって使うエネルギーの選択が問われている。
 
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 なつかしい東海研究会のみなさま、お骨折りをいただいた代表ご夫婦、そしてW教授に心から感謝、楽しい東海紀行池田温泉ありがとう。