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           田舎の冬仕度


 (道 中)

   連休の朝、田舎へ冬支度に出かける。
   おじいちゃんは腰痛で、今年は二人で行くことになる。


   国道108号線、秋の宮温泉峡を過ぎ、自宅から調度108kmの
   所にお宮があり、「長命水」が湧き出ている。
   ホッと一息、ペットボトルにも長命水を汲んでいく。


   しばらく行くと、小野小町の生誕地と言い伝えられている、
   小町の里があり小町塚小町神社がある。
   神社というよりも竜宮城を連想する艶やかさ、
   秋空に小町はまぶしくかがやくイチョウのふところにある。


   十数キロ走る、盆踊りで有名な西馬音内(にしもない)の町に至る。
   毎年8月16日~18日、道路にはかがり火が焚かれ、
   男は亡者を思わせる彦三頭巾をかぶり、
   女は編み笠を深くかぶり、代々引き継がれた美しい端縫い衣装をまとい、
   白くしなやかな手の施しは優雅に夏の夜を舞う、まさしく幻想の世界である。


   20分ほどで目的地に至る。


 (雪囲い)

   たわわに生った柿、早くもぎたい気持ちを制して、
   手伝いに来た長兄とまず家屋の雪囲いを決める。
   植木の雪囲いを入れ、晩秋の日暮れ早くたっぷり1日半かかる。


 (懐かしき友)

   目いっぱい動いた土曜の夕、幼き時代一クラスで九年間過ごした、
   在郷の同級生七人が集まってくれた。
   西馬音内の中華店で昔話に花を咲かせる。
   六十五歳の同級会は仙台と決まっている。
   参加する多くの方が喜ぶように、
   個性が極めて隔たる二人で仲良く計画を練りたいと思う。



     写真は

     朝の小町塚小町神社、
     寒空に出迎えてくれた庭のつつじの花、
     そして我先にと柿もぎを楽しむ白長靴のおばさん