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             “なしのまま“
  

  “なしのまま“ 
  多くの人と交わるにおいて“なしのまま“ に生きることのなんと大変なことか。
  七つの心渦巻く、この壮大なバックグランドの真っ只中“なしのまま“生きる、
  宿命なる魂の向上を携えて、しかる故に、この世の一日一日がかけがえのない
  大事な修行と言い切れる。

            ◇     ◇     ◇
                   

  夕べ遅くU先生から電話をいただいた。
  
  除霊浄霊のできる心霊屈指の強い霊能者である。
  先生は何も飾らない偉ぶらない屈託のない、普通のおしゃべりなおばさんである。
  心は“純”そのものと私は見る。
  一人、真理(なしのまま)をもって陰を洗い落とそうとけなげに努力する。
  陰なる七つの心のひしめきの強さに、ほとほと疲れ、憂いを抱いているのが見える。

  かれこれ一時間は話しただろうか。

            ◇     ◇     ◇

  心霊を学んでいる多くの方、心霊の何たるかをご存知でない。
  自分の事、自分の関わりある事になると我先にと、
  人のこと等かまわない型の人のなんと多いことか。

  一体全体何のために何を学ぼうとしているのだろうか。
  かような方達を見ていると、大きな疑問にさいなまれ悲嘆にくれる。

  この想念は、身近な関わりの中に始まり、はては地球規模にまで蔓延する。
  まさしく今の世情を物語っている。

 “心霊を学ぶ“とは
  霊信は、人間として当たり前の所業を、子供に諭すように優しく啓示している。
  頭でわかっている、しかし魂が入っていない。
  魂を揺さぶる、何回も何回も繰返しその心を捕まえようとしているのに。

            ◇     ◇     ◇


  人間らしい、たわいない話の中に多くの真理を見る。

  電話を切り、ふっと、
  川島英悟の「時代おくれ」に、なしのままの心を見る。


             お盆が近い、心おきなく再会できる一時を望んで

     夏、情熱のあかい花をどうぞ