◇ 見えていて きづいていない

  代表会議の報告メモがメールにて届いたか本部に確認の際、北陸研究会の代表が三十分
  遅れるとの連絡をいただく。
  案内には代表会議が十一時から、そして理事代表昼食会そして合同会議となっている。
  三月は最初に理事代表合同会議だった。
  最初に代表会議だから三月の議事の確認をして、理事との合同会議に備えられる。
  代表会議の資料は前もってメールしておいたし“備えあれば憂いなし”心安らかなり。

  当日、好天の朝日をいっぱい浴び、おじいちゃんおばあちゃんと家内とで朝食をとる。
  土曜日の本部に旅立つ朝、いつもどおりのゆったりとした朝食である。
  今日は天気もいい、仕事から解放されゆっくり旅立とう。
  そして仙台駅でゆとりのコーヒーをいただき、新宿でお好みの昼食が楽しみだ。

 ◇ 気づく

  フッと目の前の壁掛け時計の刻みに目がいった。
  あれ、十一時からだよな、
  まてよ、今七時十分
  初めて、行動時間の切り替えを急がなければと気づく。

  急ごう、家内の勤務はゆっくりだがいそがせる。
  緻密さがない、とおしかりをいただく、おっしゃるとおり。
  悪いことに、昨日、息子より送る荷物に学位記のコピーも依頼されている。
  自宅のプリンターは A-4 サイズまで、コンビ二で B-4 サイズのコピーもしなければ。
  行動は平静さを装っていても心は焦っている、急ごう。

 ◇ ハードル汽リヤ

  コンビニのコピー機に慣れていない、めがねがほしいが車にある、何とかコピーした。
  急いでいる、学位記の表紙カバーごと A-3 サイズでコピーした。
  学位記がなんとも黒枠入りとなる、息子が受け取って枠をカットすれば済むことだ。
  急いで車に戻り、駅に向かおうとする。
  まてよ、
  受け取った方が、親子でも良い気持ちにならないだろう。
  ここでの五分を、列車の時刻表も確認していない者にカットする権利はない。
  学位記の表紙カバーを車内で外し、再度コピー機に挑戦する。
  B-4 サイズの心こもるコピーがとれた。
  急いで車に戻り家内に渡す。
  家内曰く、本物は、
  ない、
  早く取ってきなさい。
  はい、
  コピー機に置き忘れ、一瞬なので無事引き取り車に乗った。

 ◇ ハードル競リヤ

  7時40分仙台駅東口で車を降りる。
  “はやて”なら仙台・東京間二時間を切る。
  列車時間を早く確認しよう。
  仙台発8:15(はやて2号)東京着9:51分ノンストップだ。
  満席だ。
  たかだか二時間足らず、足腰には十分自信がある。
  立ち席券を購入した。
  まだ余裕の時間だ。
  お客様の要請で一昨年作られた、ホームほぼ中央にある喫煙ルームで一服する。
  そしていつもどおり禁煙車の1号車に乗る。
  最後部座席とドアとのスペースにかばんと上着を載せ1時間を振り返りメモをとる。
  8時50分車掌さんが回って来る。
  空いてる席に案内していただく。

 ◇ ハードル轡リヤ

  車窓は曇り空から雨模様になる。
  家内から“かさ”を忘れないでといわれていた。が、忘れた。
  まあ、それはどうにでもなる、
  高田馬場駅のコンビニで520円の軽いコンパクトの傘を見つける。
  
  無事、余裕の到着となった。
  しっかり、会議に参画しよう。
                             ・・・・・・・