午後五時半会議が終了した 
   会議とはいえ 楽しいグループ討議だったと思う
   帰社途上の運転中
   前方車のドライバーに目がいく
   見た限り若くて優男である
   長い髪にしきりに櫛をいれている
   「かっこうつけてッ」

   同じように 十数年前バス停で待っている人がカサを逆さまにして
   ゴルフスイングをしているのを思い出す
   「バカかッ」

   ゴルフはやるまいと思った
   しかし あるきっかけでゴルフを始めるはめになった
   はた目はよくないが「その心境にうなづく」

   ◇   ◇   ◇ 

   ひるがえって 普通一般的によく かざす 頭は毎晩のように洗う
   一方 一時として休まず働いている足 日の目を見ない それも足の裏
   その働きのありがたさに気が付き 十年も前から毎朝心を込めて洗っている
   そして 今も
   教えていただいたのだが「気づいた」のであった

   ◇   ◇   ◇ 

   話を戻す

   まてよ ブラッシが頭皮を刺激してすごく気持ちがよかったのを覚えている
   若い女性がしなやかな長い髪に櫛を入れている美しい光景も思い出す
おっと それは違うか いや 何も違わないかもしれない
     
   信号待ち 祖霊祭で東京宿泊したときのブラッシがかばんに入っている
   のを思い出す ブラッシング ブラッシング 気持ちがいい
   六十年にして また新しい発見だ これからも車の中が楽しみだ
   はた目に見苦しくないようにして

   もっと前に気づいていたら 親ゆづりの神父さんの頭のようには
   もしかして なってなかったかも ・・・・・・・・  

   
   ◇   ◇   ◇ 

   たわいのない発見
   されど
   その心境にならなければ留めない
   よい発見はよい想念から
   よい交わりから

   ◇   ◇   ◇

   ◎ 良い事は 連鎖して 限りなく 増幅して行く
   ● 悪い事は 衝動的な 一時である

   良い魂を良い器に
   器 道具
   道具 愛着を持って大事に扱う そして磨く そして気持ちよく使おう 
   ほころんでも接ぎをあて 永遠の魂を包もう
   道具 躍動する生命力が宿っている 百年ぐらいは持つかもしれない
   それは
   サミュエル・アルマンの“青春とは”を思い出す
   その躍動する生命力は十六であろうが七十であろうが
   変わらない 心の様相により 変わらない
 
   変わらない  

                   たわいのない話の中に真実が

                                 補足しました